自分の才能・強みを知る!
以前、会社でこの本を一括購入したことがありました。↓
「さあ、才能に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0」
100万部突破のベストセラーなのでご存知の方も多いと思いますが、アメリカのギャラップ社が開発したオンラインツールで、「才能診断ツール」の本です。Web上で177個の質問に答えることによって、自分の才能や強みを発見することができるというもの。 回答は集中して30〜40分以内に答える必要があり、ちょっと疲れますが、自分の才能や強みをかなり的確に診断してくれます。職場でも殆どの人の診断結果が当てはまっていて、びっくりしました。一種「占い」のように使われてしまうこともありますが、かなりの確率でその人の資質を言い当てられます。
巻末に一回だけ使えるアクセスコードがついていて、これを開封してパソコンでコードを入力すれば診断してもらえます。※中古本ではアクセスコードが既に使用されてしまっているので診断できません、ご注意を。
子育てにも有効な「ストレングス・ファインダー」
数年前に会社の人材育成の目的で導入したツールでしたが、子育てにも非常に有効だと感じて、早速私は子供達にも1冊ずつ購入しました。177の質問に正確に答えられなくてはならないので、当時中学生だったぽや子にはちょっと早いかなと思い、まだ診断しておりません。大学生になったしそろそろ診断しても良い頃かな?息子トムには実施してもらいました。
結論から言うと、自分自身と子供の性質や特長を知るのにも、とても良いツールです。占いとは異なり、科学的・統計的根拠に基づいた分析結果は、かなりの精度で当たっています。
そもそも人は、一番知りたいことって常に自分の事じゃないでしょうか?「自分の将来はどうなるのか」「自分は周りにどう見られているのか」「自分にはどんな才能があるのか」などなど、誰も教えてくれませんよね。一番知りたい自分の事を知らないまま、こんな流れの早い時代に漫然と生きるのは、リスキーかつもったいない話です。
子供の強みを知ることで、才能が発揮できそうな業種への就活も効率的にできるようになります。就職先をただ興味や人気度だけで判断せず、自分の才能や強みを客観的に分析して、就活に望んで欲しいと思います。
ストレングス・ファインダー「最上志向」
私の結果を一例として載せてみます。私の「才能トップ5」は(笑)、
- 最上志向 ・・・何事に対しても「より良く、より良く」と上を目指し向上させる資質
- 収集心 ・・・自分の知らなかったことを調べ情報を集め蓄えておける資質
- 戦略性 ・・・達成すべき成果に向けていくつものアプローチ方法を考える資質
- 個別化・・・一人ひとりの個性や違いに目を向け、それを見抜くことに長けている資質
- 未来志向・・・将来はこんなふうに良くなっていく、と将来展望を語ることができる資質
・・・でした。当時私は商品やサービスの企画をしていたので、まさにこれらの強みが全て活かせるピッタリの仕事でした。個別化は、相手の長所や個性を見出し、伸ばしていける資質で、部下の育成や子育てにも発揮されるものです。
ちなみに大学生になったばかりの息子トムの結果は、
- 最上志向 ← 私と同じトップでした。実は診断した日本人の3割が持っている頻度の高い資質だそう。向上心の高い人が多いイメージ。
- 未来志向 ← これも私と同じ資質。
- 内省 ・・・ 物事を深く考える資質。思慮深く「学習欲」「収集心」とに共通点があります。実は東大卒の元上司も、この「内省」がトップ1位に来ていました。物事を深く考え本質を捉える思考力が、東大生には共通するのかも知れません。
- 慎重さ ・・・ 最初から確実に成果を出すためにしっかりと準備をする実行力の資質。ちょっと意外(笑)。そんな資質があるんだ〜、もっと発揮してよ。
- 親密性 ・・・ お互いのことを深く知り合い、深い信頼関係を築こうとする資質。
「親密性」上位の人は、一人ひとりとの関係性の“濃さ”を求めるそうです。確かにトムは、大勢の友達を作るというよりも、生涯付き合えるような「深く理解し合える」友人数人を大切にしてきました。
書籍では、上記のような「トップ5の資質」の判定が出ますが、HPではより詳細なその人の強みの分析が受け取れたり(有料)、それぞれの才能の活かし方セミナーなどもあります。世界中で診断した人はいまや2500万人にも登るそうです。
私が買ったのは旧版ですが、新版では、「その資質をどう使えば自分の武器になるか」「どうすればその資質を持つ人たちを活かすことができるか」など「強みの活かし方」にフォーカスしているらしいので、もう一度買ってやってみたいと思います。
ちなみにこれらの資質は一生涯固定のものではなく、年齢や経験値などで当然変わっていくようです。なので数年に1度の診断が有効かも知れません。
すごい才能があるのに学校のテストで良い点が取れないばっかりに、不遇の人生を歩む人がいます。学歴は大事だけど全てではない。ほとんどの人は自分の隠れた才能に気付かぬまま、それを磨くこともなく、周囲に指摘された欠点を直すことばかりに時間を割いて、そして人生を終えていきます・・・。「資質や才能はダイヤモンドの原石であり、それを活かしてこそ、光り輝くダイヤモンド、すなわち強みとなる。」
自分の才能に気づいてあげられるのは、自分しかいないです。そして子供の才能に気づいてあげられるのも、まずは母親です♪
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「SAPIX」→「鉄緑会」→「東大(理三)」はもはやエリートコースの王道。王道を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」のルポは非常に読み応えがあります。↓↓↓
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