3月23日（木）息子トムは無事に東京大学大学院を卒業しました。読者の方から「ちゃんと卒業できたんですか？」とのメールをいただきましたのでこの場を借りてご報告いたします。ご心配をおかけして大変申し訳ございません。ありがとうございました💦
留年も留学もすることなく、実にあっけなく修士課程の2年間を終えて卒業の日を迎えました。コロナ禍中で迎えた大学院生活でしたが、生涯の友となる友人達にも出逢えて、トムにとっては東大生活6年間の中で最も濃い2年間だったのではと思います。
3月23日は修士課程、24日は学士課程の卒業式でしたが、2日間とも冷たい雨に見舞われました。23日の午前中の、雨が降り出す直前に安田講堂前で写真を撮る事ができました↓
この後はずーーーーっと4〜5日間、冷たい雨が降り続いておりました。
雨の安田講堂前。アカデミックガウンを着た卒業生が続々と集まってきます。そして家族と共に安田講堂前で記念撮影した後、次々に講堂に入っていきました。
修士課程（大学院）のアカデミックガウンは全体的に鮮やかなブルーで、とても華やかです。頭に乗せた角帽がクイズ番組の「東大王」を彷彿とさせます笑
アカデミックガウンの着用率はざっと7〜8割程度でしょうか（あくまで私見）。多くの卒業生が男女問わずガウンを着用していました。
トムも２回目のアカデミックガウンを着用して式に臨みました。１回目は学部卒業式の時で、その時は東大生協でレンタルしました。
今回は式の直前まで、トムが「院の卒業式は出ないから、オカンもわざわざ来なくてイイよ」などと言っていたので、アカデミックガウンも手配せず、私も卒業式のために上京しないつもりでした。ところが3月中旬になって所属する学科から学位授与式（卒業式）の案内が届くに至り、「研究室の同期もみんな出席するって言うから俺も出席するわ〜」とトムが言い出し、それならせっかくだからガウンを急遽手配して、私も上京したのでした。
当日は本郷キャンパス内外にアカデミックガウンを着た卒業生が溢れ、その光景はハリーポッターのホグワーツ魔法学校のようでした笑。
私にとっては、トムが東大生となってからはあっという間の6年間でした。
学部3年生の4月にコロナが日本にも蔓延し出して、楽しみにしていた本郷キャンパスでの学生生活は一変しました。思い返せばトムにとって最も苦しい時期でした。
本郷キャンパスに徒歩1分の絶好の場所に住んでいながら、キャンパス内への立ち入りは禁止、授業や試験は全てオンラインになりました。
進振りで工学部の希望の某科に合格し進学したのも束の間、一度も登校する事なく、従って研究室で新しい友達ができることもなく、引っ越したばかりの新居のマンションに1日中閉じ込められる形になりました。
私自身もそれまでは毎月1〜2回は本業の東京出張があり、出張ついでにトムの様子を見がてらマンションに寄ったり一緒に食事をしたりしてましたが、コロナ禍で国内外の出張が全面禁止となったために、コロナ禍以降は一度もトムの様子を見に見に行っていませんでした。今思うとトムは相当病んでいたのだと思い、親としてもっと気を配ってあげればよかったと後悔しています。
でもこうして、ちゃんと卒業してこの4月から社会人となりました。もう親が心配しなくても子は成長するのですね。
まずは卒業のご報告まで。
👑ブログ村ランキングに参加しています👑
ポチッと応援よろしくお願い致します↓
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
断捨離 おススメ図書：
医学部・東大 受験生の親 おススメ図書：
