辞めた生徒に熱いラブレター！？
書類の断捨離をしていたら、短期で在籍していた鉄緑会の保護者会資料が出てきました。保護者会は「高校1年」6月の実施＠大阪梅田となっています。娘ぽや子は中3の終わりにたった3ヶ月間在籍しただけで辞めてしまったので、辞めた後の保護者会の資料を送ってきてくれたものと思われます（←今頃ですか；）
高1に上がる前に辞めてしまったのに、その後の保護者会の案内や資料を送ってきてくれるとは。あの天下の鉄緑会様が・・・（涙）。普通だったらどんな塾でも、辞めちゃった生徒と保護者にこんな貴重な内部資料、送ってきてくれませんよね？「高1始まりますよ〜大切な学年ですよ〜まだ間に合いますよ〜戻ってきませんか〜？」とラブコールを頂いているようで（いやいや、あくまで営利目的かも知れませんが）、ありがたくも心苦しく、胸がぎゅっと苦しくなった記憶があります。それだけ娘に期待をかけてくれていたんだと勝手に解釈しつつ、「鉄緑会」というトップオブトップ塾のイメージからは程遠い、生徒一人ひとりに向けられた「愛情」を感じたものでした。
タイミング的に一度も保護者会に参加できなかったものの、一度でいいから参加してみたかったなぁ〜。本当に。
保護者会資料を今改めて見ても、そのクオリティの高さに静かに感動しています。過度な装飾のない、極めてシンプルだけど内容の詰まった分厚い冊子。内容は、高1になって注意すべき点、受験を見据えた心構え、数学・英語・化学（高1〜）の授業概要、物理・生物（高2〜）の授業概要と学習資料。そして梅田校・代々木校の2校だけの前年度の合格実績。2拠点だけの実績で、東大理三は既に60名を超えています。慶応大医学部（募集人員68名）に至っては、この年は約100名という実績でした。すすす凄い・・・。
また、東大理三をはじめとした東大全科類の募集要項と入試分析が載っています。東大以外にも、全国の主要な国公立大医学部医学科24校の選抜要項と分析が載っていました。私大は慶應義塾大医学部医学科のみ。つまり鉄緑会では、東大理三を頂点としてこれらの大学の医学部医学科への合格も標榜していると言えます。娘ぽや子の大学も、この24校に含まれていたので、一応ご恩に報いたのではないかと思っております。
「定期報告書成績資料」も出てきました。受講している教科毎に、3ヶ月毎の「出席・宿題の提出状況」や、「復習テスト結果」「計算テスト結果」「総復習テスト結果」と「個人票」「講師からの一言」が貰えます。少数精鋭塾とはいえ、生徒一人ひとりに教科別にこれだけ細やかなデータと評価が出される塾も、やはり他に類を見ないと思います。まるで学校の担任教師のようです。※下は数学の「個人票」↓
最初で最後にいただいた数学の総合評価はBでした。この評価が良いのか悪いのか、在籍期間が異様に短いのと鉄緑会の保護者の知り合いが一人もいない事もあり、実のところよくわかりません。評価は各クラス別のA〜Eの5段階との事なので、新参者としてはよく頑張ったのではと、今更ながら当時の娘の頑張りに想いを馳せます。
毎週毎の復習テスト（全12回）も徐々に得点と順位を上げていて、入会当初は43点（100点満点）だったものが、後半では100点満点を何度か獲るようになっていました。復習テストなので内容は易しいとは思いますが、コツコツ丁寧に学習する娘の性格を上手に発揮させてくれたのだと思います。
とにかく私は「鉄緑会」が好きだったんだなぁと感じます。うまく表現できませんが、「東大」と並んで、知識・良識の高い、穏やかで力強くて愛のある、パワースポットのような場所でした。お子さんを通わせていらっしゃるお母様方が羨ましく感じます。私の中では今でも憧れの「ブランド」です。・・・なんか変ですかね？（笑）
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