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【医学部受験】鉄緑会〜立ちはだかる難題〜

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【医学部受験】鉄緑会と東大理三から続きます。

鉄緑会からの入塾許可を頂いたものの、しばらくはまだ迷っていました。通塾にかかる時間・労力とお金、他塾との兼ね合いや習い事、部活動の調整に悩んでいました。

数学と英語を受講するにあたり、中学生のコースは土曜日に2講座連続して京都校で取れる事が分かりました。学校が休みの土曜日だけなら、なんとか通塾できるだろうと考えますが、高校生になると、当然ながら平日での受講日が増えます。講座の取り方にもよりますが、高一で平日に週2〜3日ほど、学年が上がるにつれてより増えていく内容でした。受験塾なので当たり前ですが・・・。さらに高校生からは校舎は全員大阪(梅田)校になるとの事でした。平日に通塾する場合は、下校途中に制服のまま新幹線に飛び乗ったとしても、鉄緑会での授業開始に遅刻する事は必至でした。

鉄緑会 〜通塾に立ちはだかる難題〜

新幹線で通塾させる親としては、往復4時間の通塾時間と新幹線による交通費が大きなネックでした。授業料は多塾と比較して極めてリーズナブルではありますが、1回の通塾につき往復1万円強の交通費がかかります。しがないサラリーマン家庭である我が家の財政状況からは、手痛い出費でした。新幹線の定期を購入する事も考えましたが、最短距離であっても新幹線の定期券代は月7〜8万から。利用頻度を考えると返って高くつくため、回数券を購入する事にしましたが、回数券は学割が効きません。

また高校生になって大学受験の本格的な勉強を開始した時に、ほぼ毎日、往復2時間の通塾時間は大きな足枷になる事も想像できました。

既にぽや子は他の塾や習い事にも通っていたので、それらを休止したり曜日を調整したりも大変でした。他塾からは「そんな無理な通塾は続かないし意味がない。当方を信頼して預けてくれれば志望校に必ず合格させるのに」とかなり恨み節を聞かされ説得されました・・・

加えてぽや子は女子なので、通塾の行き帰りも心配です。(※数年前で記憶が間違っている部分もあるかもしれませんが)授業が終わるのが21時近くで、急いで京都駅に行って30分後の新幹線に乗れたとしても、名古屋駅につくのが22時半過ぎ。そこから少しでも遅れると、私鉄の最終電車を逃す事になります。週末の夜のターミナル駅や電車内は、酔っ払いで溢れていて酒臭く、治安も悪い。そんななかを中学生女子が一人でずっと移動するなんて、途中で何かあったらと心配の種はつきません。

周囲に相談できるお母様はいません。そもそも鉄緑会といえば知る人ぞ知る、東大専門受験塾です。そんなところに子供を通わせたい&通わせてると公表している人は誰一人いませんでした。

中学生の間だけでも・・・

土曜日だけ授業がある中学生の間だけでも、通わせてみようと決意しました。せっかく入塾テストを受けて合格したのだから、をれを反故にする事は親子の信頼関係を損ないます。何より、東大理三に興味を示し、そこを目指すライバルがいる環境に身を置けるチャンスを得たのだから、どんな教師や先生達がいるのか、垣間見てきて欲しいという思いがありました。もし途中で継続を断念する事になったとしても、鉄緑会で学んだ事や得た教訓が、ぽや子の将来にきっとプラスになるだろう、と。

私は他塾は休校扱いにしてもらい、習い事も曜日を調整してもらってなんとか通えるようにしました。

鉄緑会:授業初日

そして迎えた授業初日。私は入塾手続きのために再びぽや子と共に鉄緑会に向かいました。JR京都駅から賑やかな地下街を通り、ビルに向いました。

入塾手続きを受付で済ませると、他にも同じく手続きをしている親子達が数組いました。各授業の前に、担任教師となる先生達とそれぞれ親子で面談がありました。あとで、この教師達は現役京大生である事を知って驚きました。スーツ姿にネクタイで、教育知識も豊富な彼らは、プロの塾講師となんら変わりなく、むしろ優秀でした。思ったよりも手厚くアットホームな雰囲気なのにも意外な印象を持ちました。

授業が始まると、教室階にもお願いをして入らせてもらいました。1フロアに3〜4教室くらいあり、ガラス貼りの壁から子供達の様子が伺えました。圧倒的に男子が多い印象。

「へえええええ〜〜〜これが鉄緑会の授業風景かぁ〜〜〜」←オイオイ;

私は完全に田舎のお登りさん状態で、生徒達や教師陣をこっそり観察しました。

「頭良さそうな子ばっかりやな〜〜〜すごいな〜〜〜」と。

そこにいる生徒全員が賢くみえました(実際かしこい訳ですが)。1クラスに20人くらい?の生徒がいたでしょうか。その日は土曜日で、生徒達の中学校で文化祭(体育祭?)が開催されている関係で、遅刻者・欠席者が多いとの事でした。実際に体操服姿で途中から「遅れてすみませんでした〜!」と元気よく教室に入ってくる子もいました。

よって本来はもっと大勢の生徒がいるそうですが、京都校の教室自体はこじんまりした印象でした。東京や大阪の鉄緑会には行った事がなく、高校生対象のクラスも見た事がないので分かりませんが、恐らくそちらの雰囲気とは異なるのかもしれません。

鉄緑会に通いたい

帰りはぽや子と一緒に帰ってきました。

「どうだった?難しかった?」と聞くと

「うーーーん、そうでもない。楽しかったよ。」と。

「ついていけそう?」と聞くと

「まぁ大丈夫でしょ。宿題がちょっと多めかな〜」

教科書を見せてもらいました。

「ほ〜〜〜〜〜〜これが鉄緑会のテキストか〜〜〜〜〜」と私はいちいち感嘆しました。ヤフオクやメルカリで高値で売買されている、あのテキストです(笑)

完全に私は塾歴社会↓の思想に洗脳されていました(笑)

私の中で鉄緑会は、一般の大手予備校や進学塾とは一線を画す、別格の存在であった事は確かです。

ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体 (幻冬舎新書)

鉄緑会についてはいくつかお問い合わせを頂きましたので、引き続きぽや子の体験を中心に書きたいと思います。記憶が曖昧かつ現在の状況と異なる部分がある点は、あらかじめご了承願います(・・・続きます)

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