鉄緑会について記事を書いたところ、予想外に反響があり、中高生をお持ちのお母様方の関心の高さが伺えます。鉄緑会に通っている事を公表しているご家庭が少ないだけに、情報収集には私も苦慮しました。あまりPRもされていないので、謎のヴェールに包まれた塾ですよね。
できる限りご質問にお応えしたいと思いますが、うちは在籍期間が短かった事と、私も含め他の人の個人情報に肉迫する部分があるため、ところどころ抽象化・脚色して書いております。その点はどうかご承知おきください。
頂いたコメントを一部ご紹介させていただきます。アメブロにコメント頂いた方に返信しようとすると「承認」しなくてはならず、公開を希望されない方もいらっしゃいますので、差し障りのない部分だけ掲載させていただきつつ、お返事に替えさせていただければ幸いです。
鉄…中学から同級生がたくさん入っていた中、我が家は高1からようやく行くと言い出し現在に至ります。最寄りの京都校に中学から入ることも考えましたが、いずれは大阪校になるのと男子とは言え13歳。夜遅くの酔っ払いがいっぱいいる時間帯に電車移動するのは避けたいと思い、身体も大きくなり精神年齢も上がった高校生からにしました。
京都校が最寄り校だったのですね、羨ましい。梅田駅周辺は複雑な地下通路の構造だそうで、男子でも心配になりますよね。
名古屋からすると京都と大阪は新幹線の乗車時間にして15分程度の差ですが、京都校はJR京都駅から地下街直結で5〜10分程度の距離なのに対し、大阪・梅田校は、JR大阪駅から阪急・梅田駅まで複雑な地下通路を30分?も歩いて行かなくてはならないようで、かなりハードルが上がってしまいました。
高校からは全員大阪校というので、ぽや子のようなぽやっとした女子高生が、ほぼ毎日通うのは到底無理だな〜と結局は断念しました;
ちなみに中学生のコースは京都校と大阪校の両方で開講していて、土曜日に数学・英語の両授業があるのは、京都校だけだったような。(記憶が間違っていたらすみません。ご興味のある方はご自身でお確かめ願います。)
塾のこと、学校のこと、受験のことなど何を取ってもためになる事ばかりでとてもありがたいです。中3の娘がおります。
鉄緑会の記事、とてもありがたいです。
娘も「鉄」のワードを意識せずにはいられないようですが、距離も、経済的にも色々ネックなことばかり。
女子中学生を持つお母様にとっては、やはり体力・安全面がご心配だと思います。私は入塾初日に面談で、思い切って聞いてみました。
私は娘ぽや子の通う学校の名前を挙げて聞いてみました。もしや同級生の女子が通っていれば、往復の新幹線通塾をご一緒させて貰えるかもしれません。そうなれば親も幾分かは安心です。
へぇ〜〜ウチの学校からも通ってる生徒がいるんだ。骨太だなぁ〜・・・と感心してる場合ではありません。
・・・地元トップ校の名前を挙げてみました。先生はとても答えにくそうに、
私は目を輝かせて尋ねました。
・・・・・長い沈黙の後、私はようやく理解できました。
その子は、日々の中学校への通学自体が、遠距離通学(=新幹線通学)だという事に。逆にここ(関西)が、地元なのだという事に、やっと気づきました。
そういえばぽや子の学校でも、某所から新幹線で通っている男子がいた事を思い出しました。
・・・いちいち感心している場合でありません。大阪校の状況はわかりませんが、この時点で同じ学年で遠距離通塾している女子中学生は他に居ないようでした。おそらく別の学年でも、女子は一人いるか居ないか、といった感じ。ただし地元トップの男子校は、中学・高校で数人いたと記憶しています。地元が関西でもない限り、女子にはやはりハードルの高い通塾なのだと思います。親にとっても、経済的にも心情的にも相当の覚悟と財力が必要です。
私の心配は学力よりも、もっぱら娘の通学面にフォーカスされていました。ちゃんと通えなくては意味がありません。実際に通塾中に、ぽや子は疲れて新幹線の中で眠ってしまい、下車すべき名古屋駅を乗り過ごしてしまったことがありました。
持たせたスマホの「位置情報アプリ」から、ものすごい勢い(時速300キロ)で名古屋駅を通過し遠ざかっていくぽや子のGPS信号を地図上でキャッチしながら、私は思わず、「ヒーーーーーーーッ」と悲鳴をあげていました。でも、なす術もありません。「起きてくれ〜〜頼むから起きてくれ〜〜〜」とひたすら祈る事しか出来ませんでした(※スマホの着信音は常にOFF;)。
私立中高一貫校あるあるで、遠方から通う中学生が、乗り慣れない電車の中で爆睡してしまい、終点まで行ってしまったという話は笑い話としてよく聞きます(ウチは息子も娘もやらかしました)。
ところが今回の乗り物は新幹線です。一駅乗り過ごしたら、簡単には引き返せない距離なのです。そもそもの乗車時刻が21時台なので、やらかしたら最後、その日の内には戻って来れない可能性大です。女子の場合とくに、笑えない事態に陥ります。
万が一東京まで行ってしまったら、息子トムに東京駅まで迎えに行かせて、その日はマンションに泊まらせようと覚悟して、トムにまで電話していました。JR東海にも電話して、次の停車駅で止まったら、指定席で眠りこけている女子中学生を叩き起こしてほしいとお願いしました。(走行中の車内の車掌さんには、そんな指示はできないと断られました。当然ですが・・・)。
ぽや子は浜松駅直前の車中で奇跡的に目を覚まし、ギリギリ下車する事ができました。
駅員さんに事情を説明し、折り返しの最終の新幹線に乗せてもらい(復路の名古屋までの料金はタダにしてくれました涙)、なんとか名古屋に戻ることができましたが、すでに私鉄は終電がない時間帯で、家までタクシーで帰ってこさせました。無事だったからよかったものの、かなり危険で、しかも手痛い出費でした。
そんなこんなでぽや子の通塾の日々は、次は何が起こるか心配で、成績よりもそちらの方が気が気ではありませんでした。
東大ブーム到来?
昨今の東大生出演のクイズ番組や「ドラゴン桜2」のドラマの影響もあってか、東大ブームが到来しているのかもしれませんね。娘ぽや子の知人も、国立大医学部医学科を休学扱いにして、東大に再チャレンジを決めました。
東大を目指すのであれば鉄緑会は最高の環境だと思います。周囲の生徒は有名な進学校の生徒ばかりで、私語などしている生徒は皆無だとぽや子は申しておりました。ただし医師になる事を最終目標として、国公立大医学部を狙うのであれば、地元にもSEAや駿台予備校・河合塾など、医学部に強い塾はたくさんあります。もちろんコスパ(交通費含む)はその方がずっと良いです。
名古屋にも鉄緑会を作ってくれればいいのに、、、と恨めしく思いましたが、冷静に考えるとできない理由もうっすらと推測できます。
次回も、この辺りについて書いてみたいと思います。
↓ ポチッと応援お願いします♪↓