東大生の共通項とは
あるTV番組を見ていて感じた事なのですが、東大に行く事になるような人には、ある共通する性質があると感じます。それはずばり「ハマる」ポイントが多いことです。それも圧倒的レベルでハマる事。もちろん全てのお子さんに当てはまるわけではありませんが、よく言えば好奇心旺盛で知的欲求が異常に強く、悪く言えば執着が強く偏執狂なところがあると。
息子トムも幼い頃から実に色々なモノやコトにハマりました。昆虫、電車、クワガタ・カブトムシ、ポケモン/遊戯王カード、プラレール、レゴ、数学、ゲームなどなど・・・。
常に好奇心の先があちこちに向けられていて、一旦ハマるととことん知り尽くしたり収集したり経験しつくすまで沼から抜け出せません。よい事にハマればよいのですが、(親にとって)好ましくない事にハマると親子で地獄を見る羽目に。
・・・息子トムがスマホにハマったときには毎日壮絶な親子バトルが繰り広げられ、しまいには中国のスマホ中毒者の更生施設に強制送還しようかと本気で考えていたほどでした(笑)。
私がそう思ったきっかけがこちらのTV番組↓
「香川照之の昆虫すごいZ!」(by NHK)
香川照之さんはご存知、東大卒の俳優です。東京大学文学部を1988年に卒業されており、かの林修先生と同級生です。かつて視聴率40%超を叩き出した大人気ドラマ「半沢直樹」で、主人公の宿敵・大和田常務を熱演して大人気となりました。今もドラマや映画に大活躍されていますが、この番組「昆虫すごいZ!」って観たことあります?
今や日本人で知らない人のいない大俳優の香川さんが、全身カマキリの着ぐるみ&かぶりモノを着て昆虫について熱く熱く解説するNHKの教育番組です。噂には聞いていましたが、じっくり観るのは初めてでした。娘ぽや子と朝食を食べている時にたまたまTVで流れ始めたので一緒に観たのですが・・・その熱さというか真剣さゆえの滑稽さに、思わず二人で大爆笑しながら惹き込まれてしまいました。何が面白いかって、その授業の内容というよりも、香川さんご本人のエモさにあるのです。
昨日は「モンシロチョウ」の授業だったのですが、全身カマキリの香川さん57歳が、器用にタモを振り回しながら原っぱで蝶々を追かけ回す様子は、面白すぎるのと同時に彼の蝶達への並々ならぬ愛情と知識が溢れ出ていて、もう感動すら覚えました。
あ、この人は仕事でやってるんじゃなくて、ガチで昆虫好きなんだな〜と伝わってくるんですよね。このエモさや偏りが、今の時代じつはとっても希少価値なのです。
ぽや子が「この人、なんかお兄ちゃんに似てるねぇ(笑)」と言われてハッとしました。
そう、幼い頃にハマったものがあり、大人になってもそれらへの愛や知識が冷めることはなく、むしろ探究心が深まっていく。いわゆる研究家肌というのでしょうかね。東大生ってそういう知識欲のようなものを少なからず持ち合わせていて、幾つになってもそれが尽きない人達なのだと思います。幼い頃に親や周囲から、その好奇心を否定される事なく育った証でもあるのでしょう。
子供の好奇心を刺激する環境を
子供の好奇心や才能はどこにあるかわからないので、幼い頃は家で積極的に色々なモノやコトに触れさせてあげられるといいですよね。ウチもなるべくそーしてました。フルタイム・ワーママで圧倒的に時間がなかったので、週末に夫と交代で近隣の公園や林に昆虫取りに連れ出してました。今はコロナだし海外旅行など行けなくても、家の周りの外遊びとかで十分子供の好奇心は刺激されます。地球と地球上に暮らす生き物に興味を持ってくれたらしめたもの。子供の知的好奇心はどんどん刺激され、開花していきます。
同じ50代という事もあり、このカマキリ先生を見ているとなにやら元気がもらえます。
これからは毎週楽しみに観る事にします❤︎
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