中学受験

私立中高一貫校で不登校に

悩めるお母様からメールをいただきました。

タイトル: バカと天才は紙一重を読んで

湯島ミコス様

以前、中学受験の事などで何度かメッセージを送らせて頂いています、◯◯と申します。いつも楽しく拝見させて頂いております。

改めて、ブログを拝見していまして…。

バカと天才は紙一重の中で
「そしてこれはある書籍で読んだのですが、そういうお子さんほど周囲の環境に馴染みにくく、置かれた環境によっては問題行動をおこしやすく周囲から孤立しやすい、などと書かれていました。」

こちらの本は、どのような本でしたでしょうか?

実は、現在中学2年の息子は、滑り止めの私立中学校へ入学したものの昨年11月より不登校となり、この4月、中学2年より再登校しましたが、5月から再び登校出来なくなりました。
休んでいたため、学習面の遅れ、学校の友達の雰囲気も合わないようです。
現在は心療内科に受診し、内服薬で調整中のため、家族間のトラブルは減少しています。ASDとADHDの重複も疑っています。

PCゲームを1日中、飽きる事なく、やり続けており、ある意味、才能かと思う程です(笑)

私としては、今は何も言わず好きにさせていますが、学校へ行き、勉強もそれなりに、友達や先生と楽しい事苦しい事を経験して欲しいと思っています、
少しでも役立つものはないか…と日々考え動いている状態です。

息子さんが不登校になって、お母様もさぞやご心配・ご心痛かとお察しします。

親としては何とか学校に行って欲しいものですが、無理に行くべき所でもありません。大切な息子さんの心がこれ以上折れてしまっては取り返しがつかないので、別の環境も視野に入れてはどうかなと思いました。学びの方法は中学校に行く事だけではないので、息子さんが合わない環境に「通えない」と自分を責めてしまわないようにと願います。

ちなみに上記の本ですが、過去の記事「ギフテッド教育」の中でご紹介した「1億稼ぐ子どもの育て方」という本です。タイトルがアレなのでちょっと手に取りにくい本ですが、米国のギフテッド教育について第一章で詳しく解説されています。

不登校の闇の世界は、かなり長いトンネルを歩いているかの如く、深刻で受け入れるまで親としても時間がかかります。
スマホ依存やゲーム依存も同じですが…。

私は、子供が動かなければ、私(夫も)が動くと決めて、色々な所に行っては相談しています。
こうして動いているうちに、いつか、子供がこの人に出会うために不登校になったのだと思えるような巡り合わせがあると信じています。
人との出会いって大切だと思うのです。人生が変わったりしますよね。

私も息子が「スマホ廃人」になったとき、本当に真っ暗な闇の中をのたうちまわっている心境でした。「トンネル」ならまだ前進感がありますが、方向さえ分からない暗い闇の中でひたすら停滞している感覚で、「この子は一生このままなのでは?」とか「この子と一緒に死のうか」などと思い詰めた時もありました(笑)。ほぼノイローゼ状態です。

そんな状態の息子に、大学受験に目を向けさせ前進させてくれたのは、塾の先生熱血高校担任の励ましでした。やはり人を救うのは人ですね。出会いは本当に大切です。

とは言え、不登校などの闇の問題は、学校によって対応がまちまちで、自治体や国の対応も、なかなか難しく、どこに相談に行けばいいか分からなくなります。
あまり対応手段がないのが現状です。
不登校対象のNPO法人もありますが、相談や面談(カウンセリング)が高額です。
もう少しピンポイントで相談出来る所があると良いと思います。
思うがままに、つらつらと書いてしまい、すみません。
またご連絡させて下さい。
ブログ楽しみにしています。
ありがとうございました。

これほど不登校が増えているのに、未だに学校や自治体の対応は確立されていないのですよね。日本の教育制度の遅れを痛感します。

「ギフテッド」についてですが、集中力や非認知能力など、ある分野では傑出した能力を発揮するが、その他の分野では平均以下というのが特徴の一つと言われています。いわゆる天才とバカが表裏一体の状態。ギフテッドには自閉症やADHDの子も少なくないというデータがあり、米国ではギフテッド認定した子を専門校に集めて、国家レベルのSTEAM(科学・技術・工学・芸術・数学)教育を実践しているそうです。プログラミングやデータサイエンスなど、AIやロボットが社会を激変させる未来を生き抜くために必要なハイテク分野に重点をおいた教育です。子どもの凹んだ部分(短所)を矯正するのではなく、傑出した才能を伸ばす事で、社会を変えていく人材を発掘し、育成していくという狙いがあります。GAFA(Google/Amazon/Facebook/Apple)の天才的創業者が全て米国人というのも頷けます。日本では不登校児は未だにマイナーな「落ちこぼれ」扱いで、対応もまちまちというのが残念でなりません。

息子さんの、親も感心するほど長時間ゲームに没頭できる集中力は、ギフテッドの片鱗かもしれません。興味や才能がある事に没頭できる環境で、認めてくれる人に出会い、人生をよりよく変えていけるといいですね。

母は時にしんどいですが、いつかは必ず良い方向に道は開けるので、子どもを信じてお互い頑張りましょう。回り道をした子ほど、豊かで濃い人生を送れます。

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