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8. スマホ依存症

スマホ依存症(1)~スマホ依存へのきっかけ~

ipod touchデビュー

息子トムの中学では、小学生の頃に流行ったゲーム機のDSがまた流行っていて、こっそり休み時間や通学時間にゲームをやる子が多かったです。トムも学校にDSを持って行っては先生に見つかり、私が学校に呼び出されて謝り→DS返してもらう→また息子が学校に持って行く→先生に見つかる→取り上げられる→私が学校に・・・の無限ループを3~4回繰り返しました。

でも内心は、「大変だった中学受験も終わった事なんだし、ゲーム機くらい可愛いもんだ、大目に見てやろうぢゃないか」と親の私がナメていたところがあります。

そのうち中2の終わり頃、トムがスマホが欲しいと言い出しました。

トム:「友達はもう皆スマホ持ってて、スマホ持っていないのはクラスで4人くらいで、そのうちの一人が俺なの

なのだそうです。かなり誇大表現があるようにも思え、ゲームでもなんでも、ハマるときは寝食を忘れてハマりきるトムの性格を考えると、スマホ≒ゲームという認識が強かった当時(2012~13年頃)は、到底買い与える気にはなれませんでした。既にDS機の事で何度も学校に呼び出されているのです。

それでもトムは、

ipod touchならwifi飛んでるところでないと使えないし、wifiだからネットの通信料もかからないし、家でしか使わないから、いいでしょ?ねぇねぇ?😚

などと執拗に食い下がりました。

私: 「じゃ自分で買えば?お金いっぱい持ってるでしょ」

トム:「ッシャー!!😤

これが長きに渡る悪夢の幕開けになるとは親子ともに露知らず、私はついに折れて許可してしまったのでした。

トムは「成績歩合制」やお年玉などで蓄えたお金で、名古屋の大須の電気街でipod touchをついに中古で購入しました。私立中学生になると、恐ろしく行動範囲が拡大する事を知りました。大須の電気街など、私でさえ行ったこともない、ガジェットヲタの聖地のような場所です。名古屋の秋葉原のようなところで、ガジェットに詳しいクラスメートに連れて行ってもらったと言っていました。都会に住む富裕な同級生達に、良くも悪くも影響を受けました。

その後1年も経たず、ipod touchがいつの間にか新調されているのに気づきました。やはり中古品では飽き足らず、お金をためて新しいものを買ったようです。自分で買う分にはあまり文句も言えず、節度を守って使う範囲であれば、と黙認してきました。

ipod touchで好きな洋楽を聴いたり、ゲーム(当時は「ドラゴンクエスト」が大流行)を、友達とオンラインで楽しんだりしていました。

それでも成績でちゃんと成果さえ出していればと、寛大に見守るよう努力していました。定期考査中はipod touchを取り上げて自室に軽く軟禁しました。見張っていないとすぐにipod touchでゲームに興じるようになったのです。

ついにiPhoneを買う

高校生になり、「大学受験情報の収集に必要だから」と詰め寄られ、スマホの購入を余技なくされました。「大学受験」というキーワードに揺らがない親がいるでしょうか?確かに予備校や塾が発信する大学進学情報や各種セミナー・オープンキャンパスへのWEB申し込みなど、本人のネット環境が必須となってきたのです。

….そして、ついにスマホを購入してしまいました。ここからが運の尽きでした。

四六時中スマホを手放さなくなる、いわゆる「スマホ依存症」の状態に陥るのに時間はかかりませんでした。LINEやゲームを主に使っていたようですが、特にLINEはいろいろな意味で深刻な弊害が出ました。

毎日深夜まで仲良しのグループチャットに参加し、先生や友達の悪口などで盛り上がり、参加しないと自分が何か書かれるのではという強迫観念から抜けられなくなるのです。

幸い先生方と家庭が密に連携し、LINE被害について常に情報共有し防止策を実施していたので、世の中で問題視されるような「いじめ」に発展する事はありませんでしたが、それでも息子は生産性の低いコミュニティに膨大な時間と労力を投資してしまいました。ほかのお子さん達も同じです。「くだらねぇ」と思いつつ、誰も抜けられないのでしょう。

成績は急降下、それまで1桁だった学年順位は60番台まで下がりました。

私は失意のどん底でした。しかもスマホゲームに勝手に課金して、数万円の請求書が届いた事もありました。

これにはさすがに夫がブチ切れて、息子を叱りました。

「トム、いい加減にしろ!目を覚ませ!」と。

↓トムが所有し、自分で破壊したipod touchやスマホ達💀💀💀

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