13. 東大生の大学院時代

【東大生】就活事情〜エントリーシートで落とされる〜

雨模様と曇り空の続くなか、8月も終わろうとしております。今年のお盆休みはコロナ渦と豪雨が重なり帰省を全て取りやめました。娘ぽや子が4月に国立大医学部になんとか合格したので、息子トムも学生のうちに、数年ぶりの家族旅行に行きたいと考えておりましたが、日々事態が悪化するコロナ渦と息子トムの就活のために、結局これも断念しました。

家族揃って旅行に行ける日は果たして来るのだろうか?と、ふと寂しい気持ちに駆られております。

ちなみに娘ぽや子によると、医学部医学科のご学友は先週ご家族で沖縄旅行に行ってらしたそうで、お土産を貰ってきました。医系のご家庭ではワクチン接種がすでに完了しているので、旅行にも抵抗感がないのでしょうか。世の中の風潮と凄いギャップを感じます。

東大生の就活事情

さて、現在大学院1年生のトムは、就職先としてコンサルタント業界を本格的に目指すそうです。コンサル業界といえば今、東大生に人気急上昇中の業界。同じ研究室のコンサル志望の友人達と情報交換しながら、セミナーやインターン募集をしている企業にコンタクトしています。

エントリーシートを送りWEBテストを受けて、すでに2社ほど「合格」を頂き次のステップに進むと言っております。この順調さは東大ブランドのお陰なのか、はたまたこの段階では誰でも合格が貰えるのかはよく分かりません。いずれにしても東大生というプラチナチケットを最大限に活用して、まずは大企業に就職してほしいものです。東大→新卒で入った企業も、後の転職や起業に効いてくるはずです。

2023年度の就活はまだ本格化していませんが、外資系が多いコンサル業界や金融業界は動きが早いようです。

私もいくつか書籍を買って勉強を始めました。まずは全体の流れを把握するために最新版の就活本を購入。当然ながら私が就活をしていた30年前とは隔世の感があります。

エントリーシートで落とされるとか…

息子トムは以前お試しで、就活の知識もないまま某企業のインターンへのエントリーシートを気軽に書いて提出してみたと言っていました。そしてななななんと顔写真の欄に、スマホで自撮りした画像を貼り付けて提出したところ、一発で落とされたと(汗)。東大生でもさすがにこんな非常識なエントリーシートを送ってくる学生は、一発アウトなのだとよく分かったそうです(笑)。これに懲りてそれ以降は、大量の書籍やネットで就活のお作法や企業情報を収集するようになりました(当たり前ですね)。

私自身もカイシャの人事部採用教育活動に協力してきた経験があり、東京・大阪で学生とのセミナーやグループディスカッションに参画したことが多々あります。学生との各コンタクトポイントで、企業が何を評価し求めているのかが大体分かります。「座談会」や「合同セミナー」と称して学生を集めておいて、実際にはそこで既に選考が始まっていたりするので要注意。学生の一挙手一投足、一発言までも、特筆すべきは記録しておいてデータベースに蓄積されて行きます。

「座談会だから」とか「エントリーシート」だからと甘く見て、妙なところで失点を食わらないよう、企業人の先輩として&採用担当の視点で、息子にはビシバシとこれからノウハウを伝授していく所存です。

あああ、まだまだ子離れ・親離れできませんね〜〜〜(汗)でもこれが、子供の「自立」に向けた最後の支援ですかね。

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