息子の帰省
4月末から息子トムが帰省しております。毎日のよーに高校時代の友人達と会いに出掛けております。あるときはかつての恩師・イケメン数学教師のお宅でBBQをご馳走になり、なんとそのままお泊まりしてきました。翌朝は美しい奥様の手料理による朝食を皆でいただいて帰宅しました。中高一貫校で出来たご縁は本当に一生モノです。ありがたいですね。
それにしても就活に明け暮れてると思ったらGWには帰省して友達と遊んだりと、いったいいつ卒業研究（理系の卒論のようなもの）をやってるのかと心配になります。トム曰く「楽勝だから〜」と言ってますが本当でしょうか？
工学部の卒業時の卒研は、相当打ち込んでいたと記憶してます。いつも先輩と相談しながら研究に没頭していて、その卒業研究の出来が良かったらしく、教授が他の学生2名と連名で学会に発表したくらい頑張っていました。
ところがここへ来て、卒研の準備は始まっているものの、学部生の時ほどの労力を費やしているよーには見えません。これから佳境になるのでしょうか？今は就活に頑張っていてよいのでしょうか？親にはよく分かりません・・・。
大学院中退でも採用するから
最終面接に同席してくれた企業のOBに「もし卒研が間に合わず大学院を卒業できなくても、（東大生の）キミなら大学院中退でも採用するから」などと言われたとトムが自慢げにもらしたのですが、それを聞いて私は激怒しました。
そんな本末大転倒な話は親としては絶対に許容できません。なんていい加減な情報を学生に吹き込むのでしょうか。しかも若いOB社員などは人事採用権すら持っていないだろうに。その場の流れで学生にウケの良い話を口走っただけだろうと、企業に長年勤めていれば分かります。私自身が人事部の採用教育活動に駆り出されていたのでよく分かります。
それでトムの卒研がおそろかになっているとは思いませんが、多少なりとも心理的に影響したのは確かです。内定取り消しなんてザラにあるこのご時世で、東大生のステータスに胡座をかいて、そんないい加減な口車にのって自分の学歴をおろそかにするなどは、言語道断・本末大転倒・愚の骨頂です。大学院に進むのにどれだけ学部の先生方や先輩方、親にお世話になったことか。それを忘れたのかと私はブチギレてトムをど突きました。
就活先のOB社員は、テキトーな事を学生に吹き込まないで下さいとクレームしたい位です。
「大学院よりも、最初に入社した会社のグレードの方が大事」などとトムが口走るに至り、私の怒りは頂点に達しました。そして最後の砦・夫にこの事を共有。夫からもトムに厳しく釘を刺してもらいました。
すると息子は慌てて「中退なんかするワケないじゃん。卒研ちゃんとやってるってば。院の卒研は学部に比べて楽勝なんだよ」と言い訳。いやホントですかこれ！？
柏キャンパスなのでロンダ組も多く（失礼；）、本郷で院生をやるより難易度は低いのだとは思います。だからこそ多様性豊かな友人にも恵まれ、これだけ就活にも注力できたと思うのですが、東大院卒の学歴をそこまで軽く見るなんて、社会を知らない若造の戯言だとしか私には思えません。
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就活のやりすぎも考えものですね。一体なんのために大学院に進んだのか。当初やりたかった研究はどうなったのか。大学院は就職のための単なるワンクッションなのか。・・・
今も憤りで胸がパンパンになりますが、息子はちゃんと卒業してくれると信じるより他ありませんね。
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maeさん
ほんまですわー。
勘弁してほしいですわー。笑
仰ること、とても同意します。
えー加減な社員さん、たのみますわ。