ドーパミンの放出状態の公文式
息子トムとの会話で、スマホ依存症には脳内物質ドーパミンの影響が大きい事が以前話題になりました。そしてドーパミンを日常的に発生させるスキームとして、公文式が有効であるとトムは主張します。
※ちなみに、私は公文式関係者ではありませんのであしからず
トム:「俺はね、脳科学的に公文式は秀逸なシステムだと思ってるんだよ」
私: 「は?公文式??」
トム:「あれは日常的にドーパミンを分泌させる、凄い仕掛けがあったんだよね~」
私: 「ほー。というと?」
トム:「毎回教室でプリントをやって添削先生に提出するでしょ。そうすると一枚一枚に大きな花丸と100点って書いてもらえて、ご褒美に『ガンバ券』がもらえたんだよね。それを貯めておいて、月一の「お楽しみ会」で、お菓子や文房具に交換してもらうのが、小さいころ楽しみだったんだよね。」
私:「お菓子とか文房具で釣るのって、小学校低学年までだよね」
トム:「それだけじゃないよ。成績優秀者や学習進度が早い生徒には毎月のプリントに名前が載るし、トロフィーも貰える。
そうやって気がつくと、3学年先の学習内容をこなしてたりするわけ。だから勉強してるって感じが全くしないまま、学力が身につくんだよね」
私:「なるほど。低学年から高学年まで、ご褒美システムが徹底してる訳ね」
トム:「プリントをやりたい分だけちぎってカバンに入れるでしょ。で、通学の電車の中(※中学時代)や、学校の授業の休み時間にパパッてやるの。なんていうのか、もう自然に習慣化してたよね。
友達も、”あ、また公文やってんのかよ、マメだなお前”って感じで笑ってたけどね。」
私:「家ではもっぱらリビングのダイニングテーブルでやってたよね。…ご飯の準備ができなくてかなり邪魔だったけど 」
確かに息子は保育園から中3まで、公文式教室だけは欠かさず通っていました。
膨大なプリントは、積み上げたらきっと息子の身長を越していたでしょう。それをゲーム感覚で毎日飽きもせずやっておりました。気づくと中3時には高3の内容を履修しており、3年先履修のトロフィーを獲得して、表彰されていました。
そうした「ご褒美」が、予想以上に子供達にとっては大きな達成感とモチベーションの源泉になるようです。息子の言うように、小さな成功体験が積み上がり、努力で褒章を勝ち取る事の快感を与えてくれるのでしょう。 お陰で数学だけはどんな時も(スマホ依存症の時ですら)得意科目として成績が落ちる事はありませんでした。
今はJK娘も公文式を辞めてしまっていますが、子供達の「数学脳」は公文式によって創られたものである事には間違いありません。
公文式をやっていて本当に良かったと、改めて感謝しています😊