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2. 東大生の幼児期

非認知能力とは?その高め方は?

息子トムの就学前の幼少期において、私の母が孫のトムに感じていた資質とは何だったのか、私なりに推測してみました。

実母は40年近く小学校の教師をしていて、何千人という子供達に接してきたので、教育者としてはプロフェッショナルです。その母がトムのことを「将来は社長か学者になる」などとしきりに言っていて(笑)、唯一のトムの理解者でもありました。私は単なる「親バカならぬバババカだ」と呆れていましたが・・・。

母は当時トムのことを「頭のいい子」とか「賢い子」だと表現していましたが、未就学の4〜5歳児の、一体何が分かるのかと極めて謎でした。トムはといえば、どちらかというと言葉も遅く語彙力も低く、話をしていると何を言っているのか分からず逆にイライラすることもよくあったのです(←反省;)。 母の私としては、特別な幼児教育など一切しておらず、満1歳から保育園に放り込んで仕事と家事・育児の三立に毎日必死だったのです。ただし愛情だけはたっぷりと注ぎました。暑苦しいほどの愛情表現を、毎日トムに送りました(苦笑)。そして週末や長期の休暇には、家族全員で海外や国内のあちこちに旅行したり、色々な価値体験ができるよう意識的に企画して楽しみました。

もしかすると母はトムに、今でいう「非認知能力」というものを感じていたのではないかと思います。

非認知能力とは

IQテストやペーパーテストなどで計測できる学力や知的能力のことを認知能力というのに対し、それらでは計測することのできない能力のことを非認知能力と言います。一般的には「社会情緒的スキル」とも呼ばれており、自己肯定感(自信)、自制心(我慢する力)、責任感、共感力、知的機敏さ、楽観性、柔軟性、好奇心、想像力、集中力、根気、意欲、行動力、失敗から立ち直る力、リーダーシップ、ネットワーク構築力、多様性への寛容性、傾聴、相互承認力などなどなど。近年注目されているワードですが、20年前は概念すら知られていなかったために、母はそう総称したのではないかと。いわゆる「人間力」とも言えますね。

非認知能力とは人格形成のための土壌部分を支えるものであり、その土壌の上にこそ、健全な学力などの認知能力が構築されていく、という考え方な訳です。こうして考えると至って当たり前の事ですが。

よくホリエモンなどの高学歴な起業家が、「大学や学校なんて必要ない!」と断言していて、アンチから「ポジショントークだ!」などと叩かれていますが、究極的に人生の幸福度を決めるのはこの非認知能力の有無であり、それが欠落しているのに認知能力(I Qや偏差値)を高めてそれを誇示(有名大学進学など)したところで意味がないし、そもそも非認知能力などの本質的な能力は今の日本の学校教育では身につかない、と言っているのだと思います。

自分で価値を創造して世の中に提供し、自立して稼いで生きていく力。学校では教えてくれない、自分自身で生きていく力や意欲が大切なのだと思います。

非認知能力を高めるには

非認知能力を高めるのに、英才教育や幼児教育など特別なレッスンは必要ありません。普通に家庭の中で愛情深く育てていけば高まる能力だとされています。ただし絶対に必要なのは、親の愛情、だと。

親は子供を心配するあまり、勉強を直接教えたり幼児の英語教室やプログラミング教室などに通わせたりしがちですが、そんな事よりも、親子で一緒に近所の公園に散歩に行って虫取りをしたり、一緒に料理を作ったり、子供の好きなことを心ゆくまで没頭させる、あるいは親も一緒に没頭する、などをしてあげれば良いのだと思います。

今年はコロナ猛暑で夏休みもあってないようなものですが、そんな時だからこそ日常の中で楽しめる親子の時間を大切にしてほしいなと思います。それでは今日も暑くなりますが、ご自愛ください!

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POSTED COMMENT

  1. 湯島Micos より:

    こはなママさま 
    コメントありがとうございます! 
    4歳と2歳の娘さんがいらっしゃるのですね。可愛い盛りですね!
    是非これからも覗きに来てくださいませ。どうぞよろしくお願い致します♪

  2. こはなママ より:

    素敵なブログを発見できて嬉しいです。
    4歳2歳の娘を育てています。
    愛情たっぷりの記事を見ると癒されます。
    お忙しいとは思いますがこれからも参考にさせてください(^^)

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