13. 東大生の大学院時代

東大院生の研究とは 〜「AIを操る人になる!」〜

ときどき息子トムからLINE通話が入ります。

息子トム
息子トム
オカン今いい? 今日は大学に来てる。研究室に用事があってさ
母(わたし)
母(わたし)
キャンパスの様子を見せてよ。ありゃりゃ、本当に人いないわねぇ〜

などと、大学のキャンパス内をライブ中継しながら、近況を報告してくれます。キャンパス内はコロナ渦で、人影もまばらで閑散としています。
歩きながらトムは、今やっている研究内容を延々と熱く語ります。

専門は「機械学習」で、AI(人工知能)の一種とされています。経験からの学習により自動で改善するコンピュータアルゴリズムやその研究領域を指し、「訓練データ」もしくは「学習データ」と呼ばれるデータを使って学習し、学習結果を使って何らかのタスクをこなす、というものです(Wikipediaより)。

まー正直、内容は難しすぎてよくわかりませんが、実に楽しそうな様子だけは伝わってきます。

先日はある動画(※以下は動画の画面のキャプチャ)をLINEで送ってきました。

研究室で出された課題なのだそうですが、もともとは何の変哲もない、高速道路を行き交う車の様子が延々10分ほど録画されただけの動画に、「パフォーマンスを向上せよ」と一言お題が出されたそうです。

なんのこっちゃかわかりませんが、トムはこれに、行き交う車の種類を判別して、それぞれの台数や速度を計測できるプログラムを書いたそうです(緑や黄色の囲い部分)。提出した課題は、優秀なプログラムだとして教授に褒められたそうです。←ここを強調したいらしい笑

母はひたすら「へーそうなの、すごいね、面白いね」などと相槌を打ちながら、その研究内容を理解しようと一生懸命に説明に耳を傾けます。

息子トム
息子トム
企業は膨大なデータを持っているけど、それをAIにどう処理させればいいかわからないんだ。機械学習を通してAIにデータをどう分析するかを教えるんだよ。
母(わたし)
母(わたし)
んーちょっと何言ってるのかわかんない。
でも機械学習ってAIを操るってことなのね。なんか凄いね。
母(わたし)
母(わたし)
ところであんた、プログラミングなんていつ覚えたの?こないだも変てこなアプリ作ってたよね。
息子トム
息子トム
独学だよ、どくがく。今はパイソン(コンピュータ言語)とか○○とかXXとかも勉強してる。高校時代に数学にハマッた時のように、今は寝ても冷めてもプログラミングのことばっかり考えてるんだ。
母(わたし)
母(わたし)
へー凄いね。なんか面白いアプリ1個作って企業に持ち込んだら、即採用!てなるよ、きっと。
息子トム
息子トム
それ教授がよく言ってるよ。俺も就活で有利になるために、実績を作ろうと思ってるんだ。今制作中のアプリでKaggle※に応募しようと思ってる。

※Kaggle(カグル)とは、世界中の機械学習・データサイエンスに携わるエンジニアが集まるコミュニティのことで、企業や政府などの組織と、データ分析のプロであるデータサイエンティストや機械学習エンジニアを繋げるプラットフォームのことだそうです。参加者はKaggler(カグラー)と呼ばれ、コミュニティの最大の目玉は「Competetion(コンペ)」で、企業や政府がコンペ形式で課題を提示し、賞金と引き換えに最も精度の高い分析モデルを買い取るという、クラウドファンディングの一種なのだそうです。

息子トム
息子トム
そこで優勝すれば、賞金ももらえるし企業にも名前が知られるしね。あ、オカンの会社も賞金300万で業務効率化領域でエントリーしてたよ。
母(わたし)
母(わたし)
ほーーーーーーーーーーーー。

凄いね。そんな世界があるんだね。

息子トム
息子トム
東大を1年で辞めてしまった同級生がいたんだけど、今はKagglerになって、このコンペで賞金稼ぎしてるんだよ。彼が獲得した賞金総額は、凄いことになってるんだ
母(わたし)
母(わたし)
へーーーーーーーーーーーー。

凄いね。そんな友達がいたんだね。

凄いねしか言えない母の乏しい語彙力・・・。

感慨深いのは、かつてスマホ廃人となりゲームばっかりやっていた息子トムが、今はAI領域で東大の教授に褒められるよーなプログラムを書いているということ。

そしてお伝えしたいのは、一見無駄なことや回り道に見える経験が、いつか線になり、子供の未来へと繋がるということ。まさにスティーブ・ジョブズの「Connecting the Dots」で、子供がハマること・好きなことは、その子の将来を形作る要素だったりします。当時トムがゲームやスマホのコンテンツに注ぎ込んだ膨大な時間と労力が、今の研究の一端に少なからず役立っているのは間違いない(と信じたい)。

かつてはスマホでコンテンツを楽しむだけの「消費者」だったトムが、今度は何かを生み出す「生産者」側に回ろうとしていることはよく分かりました。

もっと早くプログラミングに出会っていたら、と欲が出ますが、今後は小学校でプログラミング教育が必修化されることもあるので、日本人の中から偉大なIT起業家が出てくることも夢ではありません。




子供にはパソコンを買い与えよう

近年会社に入社してくる新卒のZ世代達は、スマホを当たり前に使いこなすデジタルネイティブであります。レポートや卒論をスマホで書くのは当たり前。ただ意外なのは、パソコンを使ったことがない、という新入社員も少なくないのです。

スマホはあくまでコンテンツの「消費者」のためのツールです。プログラミングしたりWEBデザインしたりなどの「生産者」としてのツールは、やはりパソコンです。

消費者として提供されたコンテンツを消費するだけでは、将来稼げません(笑)

生産者側になるためには、やはりパソコンを与えないといけないのだなと。(トムはMacBookを大学生になってからバイトして買いました)

これからの時代、未来を変えていく人になるには、パソコンとそれを使いこなすスキルが必須なのです。

今の時代の到来がもう10年早かったら、私もプログラミング習っていたのになぁなどと思ったりする今日この頃なのです。

クリックで応援してください♪他のブログ集がご覧になれます。

にほんブログ村 受験ブログへ

にほんブログ村 子育てブログ 中高一貫校の子へ

にほんブログ村 教育ブログへ

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ

にほんブログ村 受験ブログ 医学部・医療系受験へ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。