ワーママTips

【ワーママTips】昇進昇格できない悩み


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私の部下はワーママ女子(30〜40代)が多いです。特に就学前〜小学校低学年のお子さんがいる女性が多く、その多くは「時短」で働いています。

以前、そのうちの一人のワーママ部下から「不満」を打ち明けられた事がありました・・・

昇進・昇格が遅れている

「毎日子供を保育園に預けてこんなに頑張って働いているのに、ちっとも昇進できないのは何故なのか?」というような主旨でした・・・

人事評価制度は相対評価なので、同じ社員等級の社員間で比較されて、より優秀な人に限られた評価点数が集まります。よって同じ組織に、より優秀なライバルがいる場合は、なかなか昇格できないのが現状です。

人事評価権を持つ男性上司にその旨を伝えると、「あー無理無理。彼女はこれ以上は昇格は無いからね〜」とニベもない返事。既に別のチームの男性社員を昇格させる事が決定しているようでした。彼女に対する評価の辛辣さは、本人のスキル不足も勿論ありますが、なにか「暗黙の了解」のようなものを求められました。つまり、時短の兼業主婦よりも、フルタイムの男性社員の方が戦力とみなされているいう訳ですね。決して公にはできないけど、世間一般的にはそりゃそうだよね、というヤツです。

ガラスの天井

上記の例を「ガラスの天井」と呼んでしまうのは違うとは思います。しかし育休も早々に切り上げ最短で職場に復帰し、時短も取らずにバリバリ働いてきたフルタイムの女性達でも、この「ガラスの天井」に悩まされている方が多いのが現状です。同期の男性社員の2〜3倍がむしゃらに働いて成果を出して、やっと数年遅れて昇格できる感じ?「頑張ればきっと報われる」などという幻想が今だに蔓延っているのです。

あなたがもし自分のキャリアや評価に関してモヤモヤ感を抱いているとすれば、その疑念は決して気のせいではありません。あなた自身の努力不足というよりも、日本企業に歴然と存在する、ジェンダーブロックが働いているのです。だからこの先どんなに頑張っても、理想的な収入や立場、ワークライフを実現する事は残念ながら不可能です・・・。中間管理職として、会社組織の論理もワーママの苦悩も、両方経験している私だからこそ見える事実です。

 

それでも可愛い部下のことなので、昇給は無理でもせめてボーナス査定だけでもワンランク上げてほしいと上司に食い下がってみましたが、それも叶いませんでした。こうした上司達の攻防戦を知ってか知らずか、彼女は不満を抑え切れず結局は別の部署に異動になりました。今より労働条件も出世競争も厳しい部署で、なにか懲罰的な匂いすら感じます。結局、昇格はさらに遠のきそうです・・・。

人生を他人に預けるな

これは息子や娘にも常々言っている事ですが、自分の人生の舵取りを他人に預けるなと言う事なのです。サラリーマンとは人生の舵取りをその時々の「上司」に預けるという事です。

その部下には、人には無い圧倒的な美的センスやITスキルがありました。それを活かして起業すれば、必ず成功できると思うのですが、立場的にそんな事は絶対に言えません。せめて才能が活かせる場所に転職してくれればなぁと密かに願うばかりです。

今も30〜40代の若いワーママ達が子育てと仕事・家事の両立に苦労していますが、そんな彼女達と20年前の自分自身の姿を重ね合わせてモヤモヤしてしまいます。若いうちに早く気づいて、後悔のない人生を歩んでほしいなぁと。

上司がこんな事を思っているなんて、部下は全く想像だにしていないでしょうね(汗)。 でもね、アラフィフの今だからこそ見える景色もあるのです。



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