娘ぽや子が、かつて中学受験塾で一緒だった友人と会ってきたと話してくれました。中学受験塾で仲の良かったA子ちゃんです。この地方のトップ女子校に通っていました。
A子ちゃんの事だからどこかの超難関大学に受かっている事だろうと思い、夏休みだからと連絡してみたところ即会おう！という話になり。
実際に会ってみると、なんとA子ちゃんは現在「駿台生」（つまり浪人中）だった事に驚愕したというのです。・・・知らずに呼び出して悪かったかなぁ〜とも。
A子ちゃんも医学部医学科志望ですが偏差値が足らず、なんとか受かりそうな九州の国立大を受験したもののあえなく不合格に。それで今は浪人を余儀なくされているという話でした。
・・・それは知ってる（だから倦厭したんだけれども）。でも○○大もダメだったなんて当時（といっても小学時代）のA子ちゃんからは考えられない話です・・・
そもそも導入初年度に、共通テスト対策しない高校ってあるんですか？ちょっと話を盛ってるのかもしれませんが、公立高校でも何かしら授業中に対策するのではないでしょうか・・・
確かにぽや子の通った中高一貫校は超管理型で有名で、息子トムの通った学校も「受験少年院」と揶揄されるほど大学受験対策に熱心でした。中学から宿題も毎日どっさり出されるし、春・夏・冬の補習講座も当たり前。高校3年生では共通テスト対策を授業の中で徹底して1年間やっていました。私立中高一貫校なら当たり前かと思っていました。そのお陰で国立二次対策に集中できたとぽや子は言っております。進路指導室の先生も親身に相談に乗ってくれ、大学に提出する医学部の志願書などは真っ赤になるまで添削してくれました（泣）。
実感したのは、中学受験て、ほんっとーーーに大学合格に直結しません。中にはそのまますんなり超難関大学に合格していく層もいますが、ほんの一握りという印象です。そういう子達は表面的には勉強してないように見せて、秘かに大阪の鉄緑会に通ったり、地元のSEAに通ったり、たゆまぬ努力をしています。「自主性に任せる」などと耳触りのよい放任主義にあぐらをかいて部活に明け暮れていると、6年後に確実に泣きを見ます。もういい加減、気づいても良さそうなのになぁ。トップ校ほど放任で、コスパが悪いということを。※地域にもよりますが。
・・・ぽや子との会話は続きます。
・・・ななななんと戦略的な。将来の旦那様候補の確保に余念がない？とは。女子は自分が医師になれなくても、医師の旦那様を捕まえられれば教育コストは回収できるということなのだ。そういう発想自体が無かったので、目から鱗だった。
・・・そういえば話は飛びますが・・・
私の高校時代の友人Y子は、高校3年時に突如、某「○○女子大」を受験すると言い出して担任や友達から驚かれていました。岐阜のド田舎の高校から、知名度ゼロの女子大に進学したい理由を何度も聞いたけど「母が強く勧めるから〜」とか言ってはっきりは教えてくれなかったっけ。
そうして大学時代に◯央大学法学部の彼氏を作り、卒業後も2年ほどお付き合いを続けて、彼氏が司法試験に合格するのを待ってから結婚したっけ。今は名古屋で弁護士事務所を経営する「敏腕弁護士社長」婦人におさまっています。
・・・当時は、この○○女子大が○央大学に近く、法学部の男子学生のお嫁さん御用達大学（失礼；）であることは、10代の小娘である私達には想像もできませんでした。Y子の母親の老練な人生戦略が、見事に奏功したのだと思います。
つまり医師や弁護士の旦那様をゲットするには、大学から戦略的に選ばなくてはいけないとう事らしい。これは日本的発想なのか海外でもそうなのかわかりませんが、玉の輿への成功法則の一つと言えるでしょう。そういう戦略的な考え方は、嫌いではありませんが（笑）
・・・話がぶっ飛びましたが、
・・・もちろん美容院代は母（私）もちです；
なにやら母娘して、婚活を意識するようになりました。女は「企む」生き物なんです、ええ。大学受験を終えて肩の荷が降りたかと思ったら、今度は「婚活」ですわ。婚活こそ、母親がそれまでの人生経験をフル稼働させてアドバイスできる領域なのかもしれません（笑）。
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