医学部&医師のリアル

【医学部受験】去年の今頃を振り返る(2)〜高校の調査書は重要か?〜

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去年の今頃は、娘ぽや子はセンター試験の自己採点結果をもとに、高校の担任と出願校を決める最後の三者面談を終えていました。センター結果はちょうど800点。難関国立大医学部を目指していたのでセンターで9割とらないと厳しい上に、二次対策も万全の状態ではなかったため苦戦が予想されました。三者面談ではあらかじめ依頼しておいた調査書を担任から受け取りました。前期・後期の大学と、そして私大を一校だけで計3通、それに自分で開封して内容を確認するために1通追加して、計4通。

医学部志望の子を持つママ友達には「え?4通?少なっっっ;」と驚かれました。特に開業医の夫を持つママ友たちは、子を医学部に入れるのが最重要ミッションなだけに、調査書は15〜20通とか貰う方もザラにいました。そんなにたくさん物理的に受験できるの?と聞くと、私大はセンター利用の大学も多いので、十数校受験することも十分可能との事。それにしても受験料だけで一校6万としてX15〜20校で100万位は軽くかかる計算です。

調査書を自宅で開けてみると、内申点は高校3年間でなんとオール5でした。評価欄も1〜3年まで良い事しか書いてありませんでした。「頭脳明晰でムードメーカー、部活や課外活動にも積極的」などなど。内申書なので良い事しか書いてないとは思いますが、先生方に心から感謝です(涙)。

ぽや子は「中学でも3年間でオール5だったんだよ!ママ気づいてないと思うけど」と言いました。・・・学校の成績をあまり重視していない私としては、毎回真剣に通知表を見ていなかったので改めてびっくり。確かに全ての教科をまんべんなく全力投球で頑張ってきたぽや子。「本当に私の娘なのだろーか?」とその不断の努力に驚く事も多々ありました。

例えば体育の持久走。私はドベにならなければいいや、という感じでテキトーに走るタイプで、息子トムも私に似てか好きな教科はとことんやるけれど、体育や家庭科などといった興味の薄い教科は要領よく手を抜くタイプ。ところが娘ぽや子は体育で持久走が始まるや否や、学校から帰ってくると1人で練習のために近所を走りに行くタイプでした。全てのことにまんべんなく努力ができるというのは、一つの才能なのかもしれません。

これだけ内申点が良いのであれば、医学部推薦という可能性もあるのでは?と夏頃にぽや子に勧めた事がありましたが、結局断念しました。既に同じ学年で同じ大学の医学部医学科の推薦を狙っている同級生がいて、その子は高校1年から用意周到に、大学が主催する夏休みのセミナーやらゼミやらに熱心に参加していました。よって大学の教授陣とも顔見知りで断然有利。高校内選抜の時点で既に自分に勝ち目はない、と諦めていました。

実際にその子は推薦枠を獲得したのですが、センターで大失敗してしまいました。三者面談では「もうだめだ〜受験したくない〜」と泣いて担任を困らせたと本人がぽや子に語ったそうですが、結局ちゃあんと合格を勝ち取っていきました。国立大の大学受験といえども、点数だけで合否が決まる訳ではないのだと知りました。ちなみにその子も内申点はオール5だったそうです。

娘ぽや子も後期の試験は惨敗して不合格でしたが、奇跡の追加合格をいただく事ができました。何が合格に貢献したのかといえば、この3年間オール5の内申書しか他に考えられません。

大学入試に高校の成績や内申書など関係ないと思いがちですが(※実際に息子トムの内申点は極めて平均レベルでした;)、推薦入試や追加合格といった局面ではかなり効力を発揮します。合格ラインを楽々クリアできる実力があれば関係ありませんが、ボーダー付近にいる受験生は、最後に内申書がモノを言う場合があるので、普段からオールマイティーに頑張っておく姿勢が大切かと思いました。

逆にいえば、内申点がよいのであれば、センターや二次試験で大失敗しても、敗者復活の可能性が十分あるという事なので、落胆しないようにしましょう。最後の最後まで、諦めずにいる者だけが、成功を掴み取れるのだと思います。

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