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5. 東大生の中学受験

東大生の中学受験(10)~入学前説明会~

暗い顔の新入生たち

息子トムは、いわゆる「滑り止め校」と呼ばれる学校に入学することになりました。後で送られてきた入試の結果は、4教科300点満点中、得点は157点でした。(算国各100点満点、理社各50点満点)😅

辛うじて過半数ですが、恐らく合格最低点ギリだったのではと思います。

先生方の御努力により、今はかなり状況が変わっていますが、当時はトップ校に落ちた子供達の受け皿として、毎年定員の2〜3倍の合格者数を出す学校です。最終敵には上位の学校に受かったお子さん達がごっそり抜けるので、定員の人数に落ち着くようでした。今は難関国立大学への合格者数が増え、入学が昔より難しくなっていると聞きます。
中学受験は子供よりも親が、いつまでも傷心を引きずると言われる通り、私は第一志望校におちた事がやはり悔しくてたまりませんでした。
だってあれだけ躍起になって頑張ってきたのに、報われないなんて….😭😭😢
特に中学受験では、親も一生懸命になるあまり子供と一心同体化してしまい、不合格を自分自身に突きつけられた評価のように受け取ってしまいがちですよね。
冷静に考えれば、息子ではなく、私自身の努力が報われなかった事が、悔しいのです。
息子は表向き、ケロッとしてました。内心はわかりませんが。
何年も受験塾にお子さんを通わせてきたご家庭では、第一志望校に落ちると親御さんのプライドが許さず、「そんな滑り止め校に行く位なら、地元の公立中学でいい」と、私立中学への進学自体をやめてしまわれるご家庭も多いです。
息子の同学年に唯一居た中受組の男子も、第一志望に落ちて息子と同じ学校に受かったものの、進学せず地元の公立中学へ進みました。うちはその公立中学には進学させたくないというのが受験の動機だったので、その選択肢自体が私の中ではありませんでしたし、必死に頑張ってきた子供がやっと掴んだご縁なのだから、それをふいにするのはあまりに勿体ないと思っていました。

2月の入学前説明会

2月に開催された学校の入学前説明会には、トムと二人で参加しました。
志望校に落ちて傷心が癒えないままの母と息子達が、淡々と教科書や電子辞書、制服、体操服の購入手続きなどを無言のまま進めていきます。
滑り止め校に特有の雰囲気なのでしょう。どの親子にも見事なまでに全く笑顔がありませんでした。😅
これが上位校であれば、晴れがましい顔の親子達で溢れかえるのでしょうね。
また上位校の特徴として、学校イベントに父親参画率が増えるというのも特徴かと思います。
入学前説明会で早速、膨大な数学の事前課題が出され、息子トムは毎日ウキウキと解いていました。新たな環境への期待に胸を膨らませまくっていました😅 常に置かれた環境を楽しむという性質は、トムの愛すべき点であり、私は救われる思いでした。
今から思えばこの学校が、息子トムにとっては最高の環境であり、この学校に通っていなければ、東大を目指すことも、実際に合格をつかむ事もなかったのです。
息子の背中を押し続けてくれた若き担任のイケメン数学教師や、優秀なライバルや仲間たちの存在があったからこそ、今の息子がいるのでした。
何が良くて何が正しいのか、子育てには正答がないからこそ、面白いのだと思います。
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