【東大生の母】ブログ歴2年目に思うこと

ブログを始めて2年が経ちました。

2017年4月に東大に合格した息子トムの子育て記録として、記憶が新しいうちに書き残そうと思い、2019年5月からアメブロでブログを書き始めました。

ずっと永く続けていこうと思い、その8月になんとかWordpressに移行。ところが翌2020年は自分自身の仕事の人間関係やコロナ渦によるストレス、娘ぽや子の医学部受験、家のリフォームや断捨離にハマり、ブログはほとんど放置状態になってしまいました・・・。なのにアメブロ時代の読者さん達が毎日覗きに来てくれて、そのアクセス数があったからこそ止めずに細々と続けることができております。本当に感謝です。そして2021年4月から、今度は娘の医学部受験の体験談を交えてブログを再開し始めました。

息子トムが東大を受験すると言い出した当時は、東大受験生の親や現役東大生の親のブログを探しまくりましたが見あたらず、突拍子もない目標を掲げる子供と併走するために親はどんな準備や心構えが必要なのか分からず、ただただ途方に暮れました。東大生の親といえば佐藤亮子さんが代表格ですが、あそこまで立派で徹底した教育ママでもないし、そんな覚悟もフォローもできない。普通のサラリーマン家庭の普通の多忙な兼業主婦にとって、精神的に共感できる東大生の親の身近なロールモデルが居ませんでした。

・・・それもそのはず。聡明な東大生（や医大生）の親達は、実社会では子供の学歴をひた隠しに隠しているのです。我が子の進路といえば万国共通の親の悩み。「東大生の親」などと知れようものなら、羨望や嫉妬、やっかみの対象になるだけなので、そういう面倒には最初から関わらないようにしている訳です。

当時の私の知りたかった事は、東大生を輩出する家庭の主婦って、私みたいな中途半端でテキトーな母でも大丈夫なのか？という素朴な疑問への「答え」と「承認」でした。夫も含めて親戚縁者をどれだけさかのぼっても、東大卒も医者も一人もいない平凡すぎる家系なだけに、何をどうしたらこういう事になるのか、私自身が一番不思議でその理由を知りたかった、というのが正直な本音です。

そんな母親の密かな狼狽をよそに、息子や娘はとっとと夢を叶えてさっさと自分自身の人生を歩んでいる訳ですが・・・。

子育ては十人十色、千差万別なので、普遍的で再現性の高い成功法則など存在しないことはわかっていましたが、それでも何か本質的な子育ての「正論」や「正解」があるんじゃないかと無性に探りたくなりました。それが無理なら先人ママ達に「大丈夫だよ、それで正解だよ」と背中を押してほしかったのですが、そんな存在はどこにも居なくて、何やらずっと孤独で不安でした。

なのでこのブログが、4年前の私のような、不安に苛まれている普通の母親達の心の救いや癒しになればいいなと思っています。子供の悩みって、学業不振だけではなく、突如親の守備範囲を超えて躍進しだす子供を持つ母親達も、戸惑い悩んでいるのです。人に話しても「贅沢な悩みだわねぇ〜」などと嫌味に取られるのがオチなので、誰にも愚痴を共有できません；

最近は娘ぽや子に、「ママは自分のことを書かないの？いっぱいネタがあるじゃん」と言われます。「書きたいことは沢山あるけど、それを書くと身バレするから」と言ったら、「それはねママ、自意識過剰ってやつだよ。自分で思ってるほど誰も読んでないからね。身バレする頃にはママはすでに有名人だよ」と笑われてしまいました。

・・・大学受験を終えて子育ても一段落した今、コロナ渦で働き方や生き方が大きく変わりつつある中で、自分の心のあり方も大きく変容しつつあります。このブログを通して、等身大のアラフィフ女性の本音を発信していくことで、世の働くママ達に気づきや癒しを提供できれば幸いです。

これからもよろしければ引き続き、お付き合い願います。※あ、ちなみに画像はワタシではありません。元気で美しい50代女性のイメージ画像を貼り付けています〜。

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