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2021医学部受験

2021年度大学入試の傾向

コロナ渦の中、うちのJK娘(高3)は粛々と毎日塾通いしております。4・5月はコロナ渦で高校は休校となり、丸々2ヶ月間も授業を受けられなかったにも拘らず、8月の夏休みを1週間を返上して授業実施する事で、進度の遅れはキャッチアップできた事になっており、そのまま大学受験に突入しようとしております(汗)。本当に今の高校3年生は受難の学年ですね。来年度は学力面で、既卒生(浪人生)が圧倒的に有利な年となりそうです。

大学入試の競争緩和

とはいえ浪人生の数もおそらく史上最少かと思われます。というのも今年度(2020年度)入試は新大学入試制度を翌年に控え、受験生の安全志向が最高潮に高まり皆どこかしらに進学を決めたからです。

先日実施された塾のオンライン進学説明会でも、昨年度の入試では国公立大の前期日程の志願者が過去20年間で最少、私立大でも14年ぶりに志願者数が減少したと解説していました。その一方で合格者数は増加した事から、2021年度の浪人生は減少していると推測されます。結論として2021年度の大学志願者数は現役生・浪人生ともに減少傾向、大学入試の競争緩和がますます進むと見られています。そもそも日本の18歳未満の受験人口が減少の一途をたどっているのですね。大丈夫か日本!?

共通テストの新日程

共通テストの実施日程にも変更が発表されました。

本試験2回(第1日程:1月16・17日、第2日程:1月30日・31日)に加えて、特例追試験(2月13日・14日)の計3回実施されます↓。これまでは当然ながら1回こっきりの一発勝負でした。インフルにかかったらもうアウトです。

3回ある共通テストはコロナ渦を考慮して2週間ずつずらしてありますね。また休校期間による学業の遅れが認められた現役生が、第1または第2日程を出願時に選択できるそうです。

【図表1】2021年度共通テストの対応

2021年度共通テスト出願状況

とはいえ先日締め切られた2021年度テストの出願状況を見てみると、受験者総数は昨年度に比べて2万2千人少ない53万5千人で、第1日程に99.75%が集中しているそうです。第2日程は私立大入試と被るためですね。減少した2万2千人のうち、2万人が浪人生で、志願者総数は8万5千人だそうです。つまり浪人生は全体の約15%ですね。この人達は入試改革年度をまたいでも第一志望を諦めなかった方達なので、おそらく旧帝大や最難関私大を目指してくるものと思われます。結局のところ受験者数がどんなに減っても、日本の最難関大学の偏差値レベルはまず変動しなさそうですね。

各大学の対応

また各大学でも、文科省からの学業の遅れに配慮した出題要請を受けて、特定単元や応用問題を出題範囲から除くなどの配慮を示す大学も出てきました。国公立大の多くでは追試験の実施を予定しており、私立大でも追試験の実施や別日程への振替に加えて、共通テストの成績で代替するパターンもあるそうです。大学により対応は異なりますが、コロナ渦の受験生に配慮した対策が練られているようです。

出題傾向の変化

そしてそして、ご存知の通りこれまでの「センター試験」は「大学入学共通テスト(共通テスト)」に変わります。出題傾向も「学力の3要素」を評価する出題傾向へと変わります。要は思考力が問われる問題が増えるという訳ですね。

この入試制度大改革の号令に、この2年間うちのJK娘も翻弄されました。英語の外部試験導入に備えて高2からGTECや英検など受けまくったり、数学・国語の記述式問題にビビってみたりと。蓋を開けたらそれらは来年度は見送りとなっていますが・・・

上記の「配点・試験時間」も以下のように既に決定しました。

こうしてみると、出題内容の質の変化は別として、形式上で変化量の大きいのはやはり英語でしょう。外部受験の導入は見送られたものの、リーディングとリスニングで各100点の配点となり、これまでのような単純な発音問題や文法問題などの小問がなくなります。速読力やリスニング力が求められ、より実用的な英語力が試されるという事ですね。帰国子女のお子さんは更に圧倒的に有利です。羨ましい;

入試改革制度の号令に高2から翻弄され、高3ではコロナで学校生活や授業を奪われ、本当に踏んだり蹴ったりのJK娘達。部活動も学園祭も、あらゆる行事が取りやめとなり、せめてもの思い出にと、先日学園生活最後のイベント「遠足」がありました。ところが「学力の遅れ」を取り戻すべく予備校にこもり、遠足を休んだ同級生も多かったと後から聴いて、これに嬉々として参加したうちのJK娘の危機感の無さが心配にはなりつつも、どうか残りわずかな高校生活を堪能しつつも第一志望に合格を果たして欲しいと祈る事しかできない毎日を過ごしております。

子供の受験が心配になると、私は先輩ママの成功本を読む事で心を落ち着かせております(笑)。本の中で自分にできる事のヒントを見つけて行動する事で、結果的には実益もありました。例えば息子トムの東大受験期には四人のお子様を全員東大理三に合格させた佐藤亮子ママの書籍がバイブルでした。実際にそこでオススメされた参考書やテスト類は、息子トムにも見事に役に立ちました。(※今月新刊が出ておりますので宜しければどうぞ♪↓)

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この2年間を通して思う事は、大学受験生の親のコミュニティがあれば、気軽に悩みを相談したり志望大学の入試動向を情報共有したりできるのになぁという事。色々探しましたが、あまり有益なものがないように思います。

世の迷える高3生のお母さま方、私も現役高3生の親でございます。一緒に最後まで受験生サポート業を頑張りましょう。随時このブログでリアル情報を発信できたらと思います。そして宜しければコメントや感想などもお寄せください。ブログ更新の励みになります♪

JK娘は今日も早朝から模試を受けております。ここのところ毎週のように模試の嵐で、志望校の過去問消化が思うように進んでいないのが母としては非常に心配です。しかしそれをやんわり指摘すると「うるさい!ママは黙ってて」とJK娘らしからぬ不機嫌さでピシャリ。

受験まで残り3ヶ月弱となりました。親としても一層気を引きしめて、サポートしていこうと思っております。

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