
ついに4月1日を迎えました。牡羊座の新月ということで、牡羊座の私としてはこれからの新たな人生の記念すべき幕開けだと期待しております。
東大理Ⅲを目指して国立医医を休学中の同級生について
さて以前このブログで触れた、娘ぽや子の友人で、東大医学部医学科を目指して、合格した地方国立大医学部医学科を休学している女子の今年の再挑戦の結果がわかりました。
彼女の受験戦略は、東大理2から東大に入って、進振りで3年次から医学部に進学するというものでした。
・・・結果は・・・東大ではない、旧帝大の医学部医学科に合格していました。
東大理Ⅱや理Ⅲではありませんでした。
私はこの結果を聞いて、少しだけ胸が痛んだのと同時に、心からその奮闘を讃え、拍手喝采を送りたいと感じました。
とはいえその大学は後期試験もある大学なので、もしかして前期に東大を受験して落ちて、後期でその大学に受かったのかもしれません。今休学している大学(※娘ぽや子が1年前に追加合格をいただいて有り難く進学させて頂いている地方国立大学)よりはランクが上なので、一浪しただけの進歩はありますが、やはり本命ではないのかも。
なのでそれも蹴って、また来年も東大に再チャレンジするのだろうか?と娘ぽや子と話しておりますが、今のところ謎です。「普通に医者になる分にはもう十分じゃね?」などと思ってしまいます。これが喜ぶべきニュースなのか悲しむべきニュースなのか今のところ分からない上に本人に直接聞けないので、今のところ彼女の進退は謎のままです。
東大理Ⅲ志望という病
以前このブログでも言及した、東海高校2年の男子の事件の記憶がまた生々しい中、その東大を目指した女子が旧帝大医学部医学科へと途中で目標を変更し、めでたく合格して進学するのだとしたら、非常に賢明な選択だと思うのです。東大とくに理Ⅲを目指す受験生の中には、「理Ⅲ病」に罹患(りかん)した、前述の東海高校生のようなお子さんが少なからず存在します。理Ⅲに限らず理Ⅰでも、息子トムのように東大に恋焦がれてしまい「東大以外は大学にあらず」的な盲目的な心酔状態に陥る子もいるので、その呪縛というかマインドコントロールから解き放たれたのだとしたら、こんなにめでたいことはありません。我が子が異常な学歴コンプレックスに苛まれながら多浪して、受験勉強に自分の貴重な人生とお金を無駄遣いするのを、傍で支えなくてはならない親も地獄の苦しみな訳ですから。
医者になることと東大理Ⅲはもう全く別物です。逆に理Ⅲまで出て普通の臨床医になる人ってどんな人?って感じでしょうか。
さらに東大医学部生が、やっぱり医師になるのをやめて一般企業で就活しようとすると逆にかなり不利な気がします。就活中の息子トムが、実際に某外資系投資銀行のオンライン面接で東大医学部生と一緒になったそうですが、面接官が興味津々に「なぜ東大医学部から当社を志望されるのですか」と問うと、「医療の知識を金融で活かしたい」などと苦し紛れな志望動機を語ってしまい、次の選考には残っていなかったそうです。面接官も「東大医学部まで行っておきながら医師にならないのは、最初から医師になるつもりもなく単に頭の良さを証明したかっただけの輩かも。そういう人間はプライド高そうだから一緒に働くのはどうか」と思うのでしょうね。
本当に医師になりたいのなら、いかに早く確実に医学部に受かるかを身近な大人(先生や親)が一緒に考えて、戦略を立ててあげないといけません。高校のハイレベルな同級生や親の過剰な期待などから、医者=東大理Ⅲという誤った構図にいったん縛られてしまうと、不幸な人生へとまっしぐらに突き進むことになります。
・・・その女子が、晴れて今年受かった旧帝大医学部医学科に満足して進むことを、他人事ながらも心底祈ってしまう今日この頃なのです。🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
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