2021医学部受験

東京大学2020年度入試結果について

本日届いた「東京大学新聞※」によれば、警戒態勢のなか2次試験を実施したものの、新型コロナの影響で合格発表の掲示は中止とのことです。トムの受験時は前年度まで学内工事のために合格発表の掲示を中止していたのですが、ようやく再開されて合格者の胴上げやTV取材といった東大合格掲示板前の風物詩が見られたのもつかの間、またもや中止となってしまいました。

新聞によれば、2月25~27日、本郷キャンパスと駒場キャンパスなどで2020年度第2次学力試験が実施され、文理合わせて8,500人の受験生が試験に臨んだそうです。27日には理Ⅲ(医学部)の面接試験も実施されました。多くの受験生がマスクを着用し、各試験会場にはアルコール消毒液が設置されたそうです。

25日は予定通り国語と数学、26日には地理歴史、理科、外国語の試験が実施されました。今年は2月13日に東大が受験者に向けて「手洗いうがいの励行や外出時のマスク着用の推奨」など健康管理を要請する異例の文書を発表していました。

推薦入試は73人が合格。2月12日に合格発表がありました。全学部・学科合計で100人程度の募集に対し、19年度より7人多い73人が合格を勝ち取ったそうです。推薦入試が導入されて以降、19年度までは志願者数が年々増加傾向にあった一方で、合格者は年々減少していたようです。20年度は前年度に比べて初めて合格者数が増加した一方で、志願者数は前年度比12人減の173人。残る30人ほどの合格者枠は、一般入試に繰り入れられたそうです。

また東大は、21年度一般入試で大学入学共通テストの英語「リスニング」を課すと発表。2次試験の「外国語(英語)」でのリスニング試験は21年度も実施するとの事です。これまで東大入試ではセンター英語のリスニング(50点)は1次試験の総合得点にカウントされてきませんでした。よって英語のリスニング50点を除く900/950点満点を110点満点で圧縮換算し、2次試験の得点と合算して総合成績としてきました。来年度からはこのリスニングもカウントされるとのことなので受験生は要注意ですね。とはいえ共通テストの結果もこれまで通り110点に圧縮換算される場合は、50点≒6点ほどにしかなりませんので誤差かもしれませんが。東大ほど大学が独自に課す2次試験に重きを置いた大学は他にはないですね。東大が採りたい学生像が明確だからこそなのだと思いますが… おかげで数学・物理バカの息子トムは合格できたのだと思います(汗)。

今回の新聞はいつもの2~3倍の厚みで、全科目の2次試験の問題が掲載されていました。全科目の出題の背景や難易度、東大が受験生に求める力についても分析・説明が載っています。

※「東京大学新聞」は「公益財団法人 東京大学新聞社」が発行する週刊新聞で、毎週郵送してくれます。息子トムの入学式の日に、武道館前の広場でブースを構えて購読者を募っていて、その場で申し込みをしました。一般向けの定期購読は1年間(42回)で7,400円、2年間(84回)で14,400円ですが、トムが3年生になった今でも届くので(はっきり憶えていないのですが;)新入生とその保護者には4年間で15,000円程度?の破格の特別オファーだったような気がします。入学式での感動と相まって、迷わず契約してしまいました。入学後といわず、いつかは東大を目指すお子さんをお持ちのご家庭にも、おススメの新聞かもしれません。

 

コロナウィルスに罹患しないよう、皆様ご自愛くださいませ!早く4月になり、平和な春が訪れますように♡

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