雑記ブログ

ペットは子どもの情操教育に有効!?

最近は朝夕めっきり寒くなりましたね。そのせいか、ウチの飼い猫(茶トラ・♂・5歳)も暖を求めて私のベッドの(足元ではなく)枕元に毎ばん陣取って眠ります。

今朝も顔面にグイグイ押し当てられる生温かい肉球の感触で爽やかに目が覚めました。なんと後ろ足で私の顔を「狭いぜ~」と言わんばかりに押しているではありませんか。

JK娘が小6の時に拾った猫です。発見当時は生まれて間もないそれはそれは小さな仔猫で、家の駐車場脇の側溝になぜか一匹だけ迷い込んでいるのを救助しました。当時小6だった娘を塾に迎えに行って帰宅した夜、車から降りると娘がかすかな鳴き声を聞きつけて言うのです。

娘:「ママ、聞こえる?仔猫がどこかで鳴いてるの。ミャーミャーって。私が塾に行く前にもずっと鳴き声が聞こえてたの。きっと助けてって言ってるんだと思う。」

私:「塾に行く前って、もう数時間も泣き続けてるってこと?」 

娘:「そうだよ。きっと捨てられてるんだよ、探そうよ、ママ」 

私:「だめよ、ウチには犬が2匹もいるし、猫なんて連れて帰れないよ😡」 

娘:「放っておいたら死んじゃうよ!!」 

娘は私の制止を振り切って辺りを探し始めました。すると駐車場脇の枯れた側溝の中で仔猫を発見。

娘:「ママ、いたよ!!」 

私:「だめだめ、触っちゃだめ!飼いたくなるから触っちゃだめよ!」 ・・・既に娘は両手で仔猫を救い上げていました。娘の小さな両手にすっぽりと収まる小さな仔猫は、可哀そうなほどブルブルと震えていました。 

娘:「・・・・・・かっ、かあわいいぃぃぃ~~😳😳😳・・・・・・」 

娘のとろけるような眼差しと仔猫の愛らしさに、私も瞬間的に観念しました。保護して家へ連れて帰り、そのまま飼うことになったのでした。

当時は中学受験を翌年に控え受験勉強も佳境に入り、娘のストレス解消や癒しになればという想いもありました。実際に仔猫は家族全員から愛され可愛がられ、皆んなの癒しとなってすくすくと成長してくれました。今ではこんなふてぶてしい「おっさん猫」ですが・・・😅

ペットは子供の情報教育に有効、という説がありますが非常に同感です。自分より弱い生き物の世話をしたり触れ合う事を通して、他者への思いやりや客観的な視点を身に着けることができるように思います。動物とのふれあいって、子供に限らず人の心を安定させる効果がありますしね。 

・・・ところであんなに愛らしくいたいけだった仔猫はあっという間に成長し「思春期(?)」を迎えました。

そのうち家具やカーテンなど家のあちこちで爪研ぎをするようになり、さらにマーキングのためか所かまわず失禁して異臭がするようになり、家中の劣化が加速度を付けて早まりました。本革張りのソファーはボロボロ、レースのカーテンはズタズタ、壁紙はベロベロ。ネットで買った猫用爪キャップは何度装着してもあっけなく外してしまい効果なし。

猫と末永く平穏な共同生活を送るために、3歳頃に意を決して抜爪手術&去勢手術を受けさせました。抜爪は前&後ろ足全てです。身体への負担や予後を考え珍しくレーザー手術をしている動物病院を選びました。料金は通常の倍かかりましたが、予後は順調で爪研ぎやマーキングによる被害は一気に解消されました。時々、去勢手術は飼い主の「義務」であっても、抜爪手術は飼い主の「エゴ」ではないのかと罪悪感にさいなまれる時もありますが、家の美観と衛生を預かる家庭の主婦の立場としては、我慢の限界、苦渋の決断でした。

・・・そんな理由で早朝から後ろ足で顔面をキックされても、怒る気にはなれないのでした・・・😅

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