娘ぽや子(2020年4月から高3)の状況ですが、3月4日から通っている高校が休校に入り、以来ずっと自宅待機しています。
今回の愛知県の非常事態宣言を受けて出校日が更に伸び、GW明けに延期となりました。つまり2か月間も自宅学習を余儀なくされる事になります。通っている塾も予備校も休校に入ってしまい、模試もすべて中止となりました。もう教育機関が壊滅状態です(涙)。
皆さまのご家庭でも同じ状況かと思いますが、2020年度の大学受験生を持つ親としては日に日に不安が増大しています。コロナはいつかは収まるだろうけれど(その終息時期は今のところ全く見えないですが)、なんとか収まった時(例えば今年の秋ごろ?)にようやく、その3か月後(2021年1月)に予定されている共通テストや、2月の国立の2次試験はどうするの!?到底予定通り実施できないでしょ・・・などと慌て出して、また文科省も迷走するのではないかと恐れています。
というのも、このままだと現役高3生の履修レベルに差が出過ぎていて、例年通りの入試を実施するのは厳しいのではと予想されるからです。なにしろ2020年度の大学受験改革も、文科省による変更に次ぐ変更で、この1年間振り回され続けてきたのです。対応が後手後手に回るのは、今の国の状況を見ていても悲しいかな、予想できます。
「は?大学受験?・・・それどころじゃないでしょ!まずは国民の命を守る事が先決でしょ!」
が、世論の主流です。しかしながら2020年度の大学受験生を持つ親としては、コロナ危機の終息の先はもっと心配です。
特に公立高校では、一斉休校に入った3月頭時点ではまだ履修すべき教科が多数残っているところも多いですよね。うちの娘も理科の「有機化学」が未修得だと言っていました・・・。たまたまコロナ蔓延の直前に、駿台で鎌田先生の化学を申し込んでおいた事は唯一の救いでしたが、肝心の映像授業の消化は進んでなかなか進んでいないようです(汗)。
娘の高校からは、この夏季休暇を廃止し、授業を実施するとメールが来ました。先生方も大変です。このようにほとんどの高校では、卒業に必須な科目の履修&単位取得を夏休みに計画している学校が多く、そうなると例年「受験の天王山」と言われてきた酷暑の夏休みに毎日出校する事になり、受験勉強に王道のペース配分は総崩れになります。・・・あああ、なんてこと・・・
中高一貫の私立の進学校では、高2の12月までに高校3年間で履修すべきカリキュラムは全て履修完了しており、高校3年の一年間はひたすら大学受験に向けた入試問題演習に充てる学校が多いですが、そうでない高校も多数あります。こうした受験生の履修レベルの格差が、2020年度の大学受験結果にはより鮮明に反映される事になります。
こういう親のやり場のない不安を、どこにぶつけていいのか毎日悶々としています(汗)