インターエデュのサイトで最近盛り上がっているスレッドがありまして・・・
その内容が、
「東大生、東大卒の息子さんを持つお母さまへの質問」と題して
以下のようなご質問が投稿されております↓
ズバリ、息子さんの結婚相手に望む学歴、仕事、育ちなどを具体的に伺えればと思います
どこ以上の大学が希望など、具体的にお願いします
また、中高は私学が希望などありましたらお書きください
今回は、東大生、東大卒の息子さんを持つお母様のみでお願いします
・・・それ聞いてどーすんの？？ってちょっと怖い気もするのですが、このスレがここ最近「注目の話題 NO.1」に浮上している現状を鑑みると、巷で興味関心の高い話題らしいので、今回はこれに勝手に応えてみたいと思いまーす笑
そもそも息子トムは彼女いない歴24年なので（！）、親に彼女を紹介してくれるとか、結婚相手を連れてくるなどといった明るい未来が想像しにくく、必然的に未来のお相手に対する条件とか基準などは考えた事もなく「気だてのよい、ちゃんとしたお嬢さんならどなたでも〜」などと言ってしまいがちです。
でもきっと「いざ結婚」となったら自分達の家族になる訳で、長い人生を愚息と一緒に歩んでくださるのに足る忍耐力とか包容力、自律性があるかどうかがにわかに気になる事でしょう。
そもそも娘を東大卒と結婚させたいと思う親御さんの心理が今ひとつよく分かりませんが、「東大卒＝エリート」と結婚すれば将来安泰だからとか、頭のいい遺伝子を受け継ぐから子供（孫）も東大生になる確率が高まるとか、そんな風にお考えなのでしょうかね・・・？？
息子の未来の嫁に望む「学歴」「仕事」「育ち」とは
私の希望は、自分でちゃんと働いていて収入があり、精神的にも経済的にも自律した女性がいいなぁと思います。夫婦が対等な関係で互いに大切なパートナーとなり得るのであれば、あまり「学歴」は関係ないのかなとも思います。とは言いつつも一方で「学歴」がその人の価値観や人生観を形作る要素の一つと考えると、同じような学歴（つまりは大卒以上）をお持ちの方の方が、結婚生活で同じ価値観を共有しやすく、仲睦まじくいられるのかなと思います。
「仕事」は特に希望はありませんね。公序良俗に反する仕事でなければ（？）良いのではないでしょうか。親が干渉するような領域でもない気がします。
「育ち」に関しては、なるべく円満なご家庭で育った人がいいですね。結婚相手の家庭環境が複雑だったり破綻してたりすると、後々なにかと苦労します。育った家庭環境はその人の価値観に大きな影響を与えるので、なるべく平穏で愛情深いご家庭で育った方が良いです。
・・・後輩の知人男性の奥様が、育った環境が複雑で、結婚してからアダルト・チルドレンである事がわかり、かなり苦労した後に離婚された方がいて、ご自身もその結婚生活の中で鬱病になってしまった方がいて・・・そういう話を聞いていると、生育環境って本当に大切だと思います。
最後に、「中高は私学が希望か」については、私自身が田舎の荒れた公立中学でヤンキーに怯えながら過ごした苦い経験があるので公立がキライなのと、子供を私立の中高に通わせるご家庭の教育方針や価値観に共感する部分が多いと思うので、どちらかといえば「希望です」。ただあくまでお嫁さん本人の資質や人となりが大事なので、あまり重要なポイントではありません。
・・・という事で勝手にご質問に答えてみました〜。結局は似たような家庭環境で育ったお嬢さんであればいいな、という事でしょうか。あ、でも本人同志の価値観が似てれば外国人でもOKです笑
むしろ日本よりもこれからは海外に出て活躍していく事を視野に入れて欲しいと思うので、人生の伴侶を海外で探してもよいのかもしれません。グローバルな視点が拓けて面白い人生が送れそうです。
・・・それより何よりまずは息子には、積極的に出会いを求めて欲しいというのが正直なところ。
デジタル世代の出会いの場とは
先輩の息子さんが近く結婚されるというのでお二人の馴れ初めを聞いてみると、なななんと「マッチングアプリ」なんだそうです。先輩（50代女性）いわく「時代は変わったわねぇ〜〜〜。ウチらの時代じゃ考えられなかったわ」と。
最近仕事を通じて知り合った男性（30歳）も昨年結婚されたのですが、どうやって知り合ったのか聞くと「マッチングアプリ」だと堂々と答えるではありませんか。
ちょっと前までは「マッチングアプリ」と聞くと「出会い系サイト」みたいなアングラなイメージしかなかったのですが、最近はかなり市民権を得ているようです。かのフランス在住のひろゆき氏（2ちゃん創設者）も今の奥様とマッチングアプリで出会ったのだとか？そのせいかマッチングアプリの宣伝もされているようですね。
コロナも重なって合コンなどリアルな出会いの場がなくなった現代では、マッチングアプリは有効かつ合理的な婚活手段であり、そこで出逢って結婚していくのはもはや珍しい事ではないのですね。時代は変わりました、本当に。
その話を息子トムにしてみたところ、「あのねお母さん、そーゆーのは女性との出会いが全くないヤツが最後に行く場所なの」と冷たくあしらわれてしまいました。
「それがアンタでしょ」・・・東大は未だに女性比率2割以下です。柏キャンパスに至ってはだだっ広いキャンパス内で学生自体をほぼ見かけません笑 コロナでオンライン授業が殆どなんだそーです。出会いも何もあったもんじゃない。
振り返れば息子トムは、男子校の中高一貫校で女っ気なしの6年間を過ごし、さらに野郎ばかりのむさ苦しい東大で6年間を過ごしてしまったわけです。その短い人生の半分を女性と縁遠い場所で生きてきたのに、社会人になったらちゃんと女性とコミュニケーションを取れるのだろーか？さらにお付き合いして結婚に至る事ができるのだろーか？と甚だ疑問なのです。
でも冒頭のようなご質問は、娘を東大卒と結婚させたいと企むお母様やお嬢様が一定数いるらしいという事を想起させ、もしかするとトムにも素敵なお相手が見つかるかもしれないという一縷の望みを、母に与えてくれるものでもあるのでした。
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