50代ライフスタイル

東大病院と東大医学部生✨〜東大入試前日に駆け込んだ結末〜

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50代も後半ともなると、体のあちこちにガタが来ますね〜(年寄りくさい話題すみません)

はじめて東大附属病院に行ってきました😳

先日、東京大学附属病院に行ってきました〜。30代からの眼の持病の数値がすこし悪化してきており、地元の病院の担当医からなんと手術を勧められてしまったのです…

ふだん自覚症状がほとんどないので、いきなり手術と言われて狼狽した私は、思わず主治医に「手術が今のタイミングで本当に必要かどうかセカンドオピニオンが聞きたいです!」と主張していました(失礼なやつ)。

すると主治医が「その辺の町医者に診てもらっても意味がないから、この病気の権威が東大病院にいるから、その先生に診てもらってきてよ」と紹介状を書いてくれたのです。

とととと東大病院かぁ〜〜〜なんか敷居が高いなぁ〜〜〜〜💦😅

と誰もが思うんじゃないでしょうか。

東大入試の前日に東大病院に駆け込んだ結末😱

東大病院といえばかつて、息子トムが東大を受験する前日に、東大の本郷キャンパスを下見していると急に「頭痛がするから病院に行きたい」と言い出すので、慌てて東大病院に駆け込んだ思い出があります。トムは持病の副鼻腔炎が冬になると悪化する傾向がありました。

大学病院だから完全予約制で、ロビーは順番待ちの患者さんで溢れかえっていました。

予約なしで外来に行っても診てもらえないのが普通ですが、当時トムが明日の東大入試の受験生だと察知してか受付の女性が無理やり特別にドクターに診察の予約を取ろうとしてくれたのを今でも鮮明に憶えています。なんて親切なんだろう😭と感動したものでした。

でももし運良く診察してもらえたとしても待ち時間が最低でも4〜5時間はかかると言われて断念し、その後本郷三丁目交差点の芙蓉堂薬局さんで風邪薬を買ったのでした。

薬局のおじさんは、トムが明日は(東大)受験だと聞くと、熱心に慎重に、眠くならない薬を選んでくれて、更には「生姜湯の粉末」と、「のど飴」までおまけにつけてくれたのです。

そしてその時に頂いた言葉が今も忘れられません。

「きみは、未来のここ(本郷)の住人だからね。未来のご近所さんだ。よろしくね!待ってるよ!」

不安でいっぱいだった母子は、薬局のおじさんの優しさ、温かさに触れて、一気に緊張がほどける思いでした。

おじさんに頂いた薬は非常によく効いて、試験本番ではトムの鼻炎はピタリと収まったのです。神経性のものもあったのかもしれません。おじさんの言葉通り、その後トムは本郷の住人になりました。言葉の威力とは凄いものです。

入学とは再度トムと菓子折りを持ってご挨拶に行き、大変喜んで頂きました。

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そんなことを懐かしく思い出しながら、東大病院へ行きました。

やはりすごい人で予約や紹介状があっても待ち時間が長く、診察が終わったのは実に7時間後でした…はー疲れた😮‍💨

東大医学部の研修医たち😳

 

それにしてもここで働く研修医はみんな東大医学部の学生さんなんだろうな〜凄いな〜💓

などと内心ドキドキしながら、ほぼ終日病院内で過ごしました。

皆さん若いのにしっかりしていて頭良さそう。でも言葉かけや態度のどこかしらに親しみや温かみが感じられて、若いのに素敵な研修医さんばかりでした。

んーーーーさすが東大医学部、素晴らしい✨

ちなみに数年前から東大は、理3受験生に面接を課すようになったらしいですね。ちゃんと医師になりたい学生なのか、はたまた偏差値が高いという理由だけで理3を選んだのかを選別してるそうな。

東大医学部に入ったらほぼ医師になる選択肢しかないと思うんだけど、中にはその熱意も決意もない学生が稀にいるらしく、本人にとってもその親にとっても気の毒な話だと思います…最高学府の頂点に行けば、将来の職業選択の幅が無限大だと思っているとかなり思惑と外れると思います。

というのもトムが就活中にいろんな業界の超大手企業の面接で顔を合わせた東大医学部の学生達が何人かいたらしく、面接も圧倒的有利かとおもいきや、面接官からけっこう冷ややかな質問を投げかけられてしどろもどろになっていたと申しておりました。面接ステージが進むにつれて結局みな姿を見なくなったと….

医学部卒で一般企業の内定は取りにくいのだと思います。一人の医師を育てるのに(国公立の場合)多額の税金を投与している訳なので、医師不足でもある昨今、企業側も倫理的にあえて医学部生の採用は控えるのかもしれません。

その内容はまたの機会にお話しするとして、患者としてもやはり医師になるという情熱を持った方に診てもらいたいですからね。

娘ぽやこもあと何年かしたら、今通ってる医大の附属の大学病院でこんなふうに研修医として働くのね〜〜✨と感慨に浸りつつ、無事に日本一の権威の先生に診てもらうことができました。

診断結果を懇切丁寧に説明してくださり、私はすっかり腹落ちして帰宅の途につきました。

あ〜〜手術やだな〜〜〜💦 と思いながらも、診てくれた医師からは、「その年齢で高血圧や糖尿病の薬など何も飲んでいないのなら内臓系は健康そのものだから、そこに感謝しなきゃね😉」と言われて「そりゃそーだな」と。

日本一の権威の先生も気さくで親切で、こちらが腹落ちするまでずっと説明をしてくれて、さすがは東大病院とやたらと感心して帰途に付きました。

この病院にこの先お世話になる事はまずないかと思いますので、記念に診察券をアップしておきます(?)

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