皆さまお久しぶりです!今年に入って私の生活スタイルがかなり変化しました✨
長年抱えてきたある想いと願望があって、その実験のために某英会話スクールの講師を始めたんです。また、子育てに悩むママたちのリアル育児相談とサポートもそのタイミングで再開しました。

すると毎日たくさんの気づきや学びがあって、自分の子育てを振り返りながら、今の子どもたちの成長に必要なものをひとつ一つ検証している最中なんです。ご報告できることが増えると思うのでぜひ待っていてくださいませ✨
さて今もっとも増えているのが「不登校」の問題ですよね。
最近もある40代ママさんから、小4の娘さんが学校へ行きしぶるとご相談がありました。 学校へ行く努力をさせるべきかどうか悩んでいると言います。原因やきっかけを知ることは大事ですが、子供に登校を強制してはいけません。子供の心を守ることが第一優先です。
もういつ自分の子供が「学校いきたくない」と言い出してもおかしくない時代なんですね。かつては「学校をズル休みするなんてダメでしょ!」なんて厳しく叱っていましたが、今は学校に行かない事=悪い事ではなくなりつつあるんですよ。
「昭和の親」から脱却!東大生の親が実践する自己決定力を育む子育て術
私たちの多くは、「勉強しなさい!」「宿題やったの?」といった言葉を親から何度となく言われて育ちましたよね。
特に昭和時代の子育ては、親や教師の権威が絶大で、時に体罰も「しつけ」の名のもとに許容されていました。今思うとゾッとするし信じられないけど、それが当たり前の時代だったんですよね。でも時代とともに子育ての価値観も大きく変化しています。
特に注目したいのは、東大をはじめとする難関大学に子どもを送り出している親の子育て観です。私もよく「お子さんにめっちゃ勉強させたんでしょ?」なんて聞かれる事もあるから、一見すると「超教育ママ」というイメージが強いのかもしれません。でも実際は、昭和的な「管理型」とは真逆の接し方をしていることが多いんです。
昭和の親の常識から見る現代の子育て
昭和時代、「良い親」ってどんなイメージでしたか?
まず思い浮かぶのは、子どもに言うことを聞かせるために、厳しくしつけする親の姿。 「言うことを聞かないなら叩く」という体罰も珍しくありませんでした。私も親や先生に叩かれたことあります(女の子なのに)💦
また、教育熱心な親の象徴として、子どもの横に座って勉強を教えるイメージがあります。
詰め込み教育全盛期の昭和では、親が管理し、子どもに正解を教え込むという「トップダウン型」の子育てが一般的でしたよね。でも今振り返ると、この方法ってやはり大きな問題がありました。
子どもの考える力や自主性が育ちにくく、また親子のバトルも絶えませんでした。お互いにストレスを抱えて、長期的には親子関係に亀裂が入るケースも少なくありませんでした。
そんな家庭環境で育ったせいか難関大学の学生の中には、親からの教育虐待による心的外傷に苦しむ若者も少なくないって言われています。「毒親」ってやつですね。
東大生の親に共通する「意外な」特徴
もちろん例外もありますが、東大生の親は昭和的な「管理型」とは異なるアプローチをとっていることが多いという印象です。
東大生の親に多いのは、「正解を教える親」ではなく「多様な選択肢を提案できる親」だとと思います。ウチもそうでしたが子どもに勉強を教え込むのではなく、子ども自身が考えて決断する力を育むことを重視してきました。
具体的には、以下のような特徴があります:
1. 学びの「環境」を整える
子どもに勉強を強制するのではなく、自発的に学びたくなる環境づくりを重視します。家に本棚や本が多くあり、好奇心を刺激する会話が日常的に行われている家庭が多い。
例えば、食事中に社会の出来事(ニュースや政治経済、国際情勢)を話題にしてみたり、休日には美術館や博物館、図書館に出かけたり。こうした環境は、子どもの知的好奇心を自ずと育みます。
2. 多様な選択肢を与える
一つの正解を押し付けるのではなく、様々な選択肢を子どもに示す傾向があるといえます。「これが正解」ではなく、「こういう考え方もあるし、こういう見方もあるよね」というふうに、モノ・コトの多角的な視点を提供するんです。
これによって子どもは自分で考え、比較検討する習慣が身につきます。この能力は、学業だけでなく人生全般において様々な場面で役立つスキルとなります。
3. 子どもの興味や関心を尊重する
子どもの興味や関心を否定せず、むしろ積極的に支援する傾向があります。例えば、子どもが昆虫に興味を持てば、図鑑を買ってきたり自然観察会に連れて行ったり。英語に関心を示せば、英字新聞や英語雑誌を定期行動したり、英語のアプリをダウンロードさせたり。
一見、受験とは関係ないように思えるこうした活動が、実は「自分から学ぶ姿勢」を育てる重要な機会となるんですね。その興味が直接進路に結びつかなくても、「自ら探究する力」は全ての学びの基礎になるんです。
4. 適度な挑戦と成功体験を提供する
子どもに少し難しいけれど達成可能な課題に挑戦させることで、成功体験を積ませます。この「ちょうど良い難しさ」の設定が大切で、あまりに簡単すぎても難しすぎても効果は薄れます。
成功体験を積むことで、子どもは「自分はできる」という自己効力感を育みますし、新たな挑戦への意欲が湧きます。この好循環が、自ら学ぶ姿勢を支えます。
5. 小さな失敗や挫折を歓迎する
意外かもしれませんが、東大生の親って子どもの「適度な失敗」を恐れません。むしろ、小さな失敗や乗り越えられる挫折は重要な学びの機会ととらえる傾向が強いです。
失敗から学び、立ち直る経験は、レジリエンス(回復力)を育み、将来の大きな挫折に対する耐性を作ります。常に親が先回りして問題を解決してしまうと、子どもは自分で考える機会を失ってしまいます。
自己決定力を育む「魔法の言葉」
東大生の親に共通するのは、「子どもの自己決定力を育む」という価値観です。
そして「勉強しなさい」と強制するのではなく、「環境」を使って子ども自身が「勉強したい」と思うように働きかけるのが上手いのです。
まさに秀吉の「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」という名言がこの子育てスタイルを表現していますね。
例えば、こんな「魔法の言葉」を使うことで、子どもの内発的動機を引き出すことができるんです:
- 「これ、◯◯ちゃんならどう思う?」
- 「その考え方、面白いね。もっと教えてよ」
- 「オカンには分からないから、調べて教えてくれる?」
- 「自分で決めてみたら?◯◯くんの判断ならきっと大丈夫」
- 「失敗してもいいんだよ。そこから成功する方法を学べるから」
- 「どうやったら解決できると思う?」
このようなアプローチを取ることで、親子関係にシコリが残ることが少なく、大人になっても良好な関係を維持できます。「勉強しなさい」と言わなくても、子どもが自ら学ぶから、成績や進路のことでバトルすることがなくなるのです。

明日から実践できる「東大生の親」の子育て術
東大生の親の子育て法って特別なものではありません。以下のポイントから始めてみてはいかがでしょう?
- 子どもの「なぜ?」を大切にする:質問を遮らず、一緒に考える姿勢を見せる
- 選択肢を与える:「これしなさい」ではなく「AとBどちらがいいと思う?」と聞く
- 興味を広げるきっかけを作る:多様な経験を提供する(本、美術館、自然、留学など)
- 失敗しても責めない:失敗から学べることを一緒に考える
- 子どもの意見を尊重する:子どもの意見が未熟でも、まずは受け止める
教育は「長い目で見る」ことが大切。目の前の点数や成績だけでなく、子どもが自分で考えて決断し、行動する力を育むことこそが、将来の成功につながります。
東大生の親だけでなく、多くの成功している人の親に共通するのは、この「自己決定力を育む」子育ての姿勢なのです。昭和の「管理型」子育てから卒業し、子どもの可能性を引き出す「支援型」の親になることで、子どもは驚くほど成長してゆきます。
子どもを動かす魔法の言葉を使えば、子どもは劇的に変わります。そして、その変化は親子関係だけでなく、子どもの人生全体にポジティブな影響を与えるのです。
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