夏休みも残り少なくなってきました。
9月の新学期を目前にして、中学・高校・大学への受験生を抱えるご家庭では、お母様の心労や不安もマックスかと推察します。私も去年の今頃は、コロナ渦真っ只中でコロコロ変わる大学入試制度に振り回され、第一志望の大学の冠模試の合格判定はC〜Dを低迷していて、ストレス・マックス状態でした…。
しかし受験生本人のストレスは親以上に膨れ上がっています。そのことを忘れずに、お母様方は「女優」に徹して、以下のことを是非遵守していただければと思います。
合格に必要な親の役割＝ポジティブな声掛け
既によくご存知かとは思いますが、お子さんにはポジティブな言葉を意識的に浴びせてあげてください。決して母親が不安や不満を表してはいけません。嫣然と微笑みながら、もし不安や不満があっても微塵も見せず、前向きな言葉だけを選んで発しましょう。例えば、
→※普段の努力を承認しつつ健康面にも配慮。「心身ともにあなたの元気が一番大事」とのメッセージを送る。
→※他人ではなく過去の自分と比較させて自信を持たせる。成績が下がった教科には言及しない。本人が言及したら
→※あくまでポジティブに。今が成長の過渡期であると自己暗示させる。
→※究極の親バカで、親も自己肯定感が高くないと言えないセリフ。しかし臆面もなく言い放つ。受験における親子の連帯感と自己肯定感を高める。
→※本人の意思を尊重し自立を促す。第一志望でなくてはならないという思い込みやプレッシャーから解放し、ほどよく緊張を解く。
・・・などなど
「人にできて、きみにだけできないなんてことあるもんか。」byドラえもん
息子トムが東大受験時に購入した日めくりの、名言集の一つにドラえもんの一言がありました。私も同じ事を息子トムにも言った事があり、ハッとしました。
東大文学部3年 平澤瑞樹さん
こう言われたのび太がひみつ道具に頼らずに竹馬をマスターできたという、ネットで見つけた言葉です。高3の秋ごろ、まわりに比べてなかなか数学の成績が伸びずに悩んでいたのですが、この言葉と出会って前向きになりました。いつものび太に呆れている印象のドラえもんが言ったため、さらに心に刺さりました。
〜「日めくり 現役東大生を合格させた名言」廣済堂出版より引用〜
受験のみならず人生のあらゆる挑戦で背中を押してくれる名言が載っており、受験が終わった今でも度々見返します。
親の態度や声がけは、子供に甚大な影響があります。ポジティブな言葉の花束を用意して、常に女優として超然と演じきってください！応援しています。
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