中学受験

【中学受験】教育パパの弊害

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もうすぐ夏休みですね。この時期になると思い出すエピソードがあります。ある教育パパのお話です。

会社の会議室で聞いてしまった電話の内容

数年前の事です。会社の会議室で会議が終わったあと、私は使用した機材を片付けるべく一人で会議室に残っていました。ちょうど会議室の後方に設置された大きなホワイトボードの裏で、電源コードを片付けていた時です。40代後半の男性社員が、電話をしながら入ってきました。込み入った案件や電話が長くなる場合は、周囲への配慮から自席ではなく空いている会議室に移動して話す社員もよくいました。

ちょうど私はホワイトボードの後ろで電源コードを片付けていたので、その男性からは死角になり私が居るのに気付かなかったのでしょう。会議室の椅子に座り、そのまま喋り続ける男性社員の電話の相手が、仕事の相手ではない事がすぐ分かりました。

ある男性社員
ある男性社員
それで算数はどこまで終わったの?え?22ページまで?だめじゃないか!今日は午前中に50ページまでやる予定だっただろう?もうすぐ12時だぞ。
ある男性社員
ある男性社員
言い訳はいいから!お昼ご飯食べたらすぐにやるんだぞ。いいな。それから理科だけど、こないだのひどい点数のテストの見直しは終わったのか?えええ、こっちもまだ?・・・今日は絶対やるって約束したじゃないか。パパが家に帰るまでに終わってなかったら、パパ怒るぞ?いいな?
ある男性社員
ある男性社員
それと夏休みの課題は?自由研究のヤツ。あの青いノートの13ページのところに誤字が一個あったぞ。自分で見つけてちゃんと直しておきなさい。いいな?

・・・どうやらお子さんに、矢継ぎ早に指示を出しているようなのでした(苦笑)。・・・奥様も共働きだと聞いていたので、夏休みは家に一人でいる小学生の息子さんに、電話で勉強の進捗確認と遠隔操作をしているのでした。中学受験を控えているとの噂も後から聞きました。

ある男性社員
ある男性社員
おい、○○(息子の名前)!こら、電話切るな!まだパパ話してるだろ。あと国語だけどな、、、

・・・電話は5分くらい延々と続きました。私は何やら気まずくて、ホワイトボードの裏にずっとしゃがんだまま出るに出られなくなってしまいました;

職場では若干パワハラ気味の人でしたが、家でも熱心な教育パパだったのでしょう。それにしても各教科の進度の把握やその日にこなすべきページ数まで全て管理していて、かなり綿密にお子さんの勉強を見ている事が伺えました。

ようやく次の会議を予約している人達がどやどやと会議室に入ってきたので、その人は慌てて電話を耳に当てたまま、会議室を出て行きました。私もそのタイミングで会議室を後にしました。

役職の高い方(ちょっとパワハラ気味)で、頭の中は常に仕事のことで占拠されているイメージの人だっただけに、子供の教育にもかなり熱心である事を知って、ちょっと意外でした。人は見かけによりませんね。

コロナ渦で教育パパが増加?

受験管理は母親の仕事であるイメージが強いのですが、コロナ渦になりテレワークが増えているせいか、教育パパも急増していると雑誌記事で読みました。中学受験に父親が介入する率も当然ながら増加します。父親が子供の教育に関心を持つ事は良い事だとは思いますが、勉強を直接教えたり管理したりするのは、ちょっと注意が必要かと感じます。

教育パパの場合、お子さんが女子の場合はまだ良いのですが、男子の場合は微妙です。男子でも早い場合は小学校高学年から反抗期を迎えますので、同性の父親からの日常的なプレッシャーに反抗心が生まれ、衝突するリスクが高くなります。父親の方も同性の息子だと手加減しなくなり、教育虐待にエスカレートしてしまうのではと思います。数年前に名古屋で起きた、教育パパによる教育虐待の悲劇などは、今だに記憶から消せません。

度を越した教育熱心は悲劇と隣り合わせ

繰り返しますが、父親が子供の教育に関心を示す事は良い事だとは思います。でもあまりにも前のめりになったり威圧的になったりすると、もう弊害しかありません。子供は自分の気持ちや希望を吐露できず、鬱屈した反抗心や不満が溜まることになります。

パパが前のめりな場合は、ママが正反対の立場を取るなどしてバランスを取り、子供の逃げ場を作っておくことが非常に大事かなと思います。その男性社員は異動してしまい、その後お子さんがどうなったのかは知る由もありませんが、あの口調で毎日勉強の進度を詰問されては、子供も身が持たないのではと思ってしまいます。

・・・ウチの場合で恐縮ですが、夫はお気楽な放任主義で、もっぱら子供達の「遊び担当」でした。私が子供達の成績や勉強態度にイライラしていると、夫が子供達を映画や釣り堀などに連れ出してしまい、結果的には息抜きの時間を作ってもらっていました。今思えばこれが子供にとってのガス抜きになっていたんだなぁと。そして時々子供が夫に算数を教えてというと、「俺の出番かよ〜!」とばかりに嬉々として教えておりました。

父と息子は、そんな距離感がちょうど良いのではないかと思ったりします。

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