テストの難易度にもよりますが、実力テストだとこんな感じの「ボーナス≒報奨金」です↓
<学年(240人)総合順位と報奨金>
1位 5万円 ←到底無理だろうと思われるのであり得ない金額を設定😅
2位 4万
3位 4万
4位 3万
5位 3万
6位~9位 2万
10位 1万
11位 9千
12位 8千
13位 7千
14位 6千
15位 5千
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と続き、20位以下は0円です。
そもそもデジタルネイティブ世代に、「勉強すれば安泰な将来が待っている」などと言っても「は?」て感じです。それよりも難易度の高いゲームステージをクリアする度に、より高いポイントがゲットできるといった感覚で、わかりやすく成果に対する報奨額を提示したのでした。
効果はテキメンでした。
…..テスト2週間前には部活も休みになる事もあり、息子はその集中力で猛勉強をするようになりました(テスト前だけですが)。すると順位はみるみる回復し、スマホ依存中であっても常に20位以内には食い込むようになりました。
それでも総合成績で学年1位を取るのはなかなか難しく、5万の報奨金を払ったことはほぼなかったように思います。
学校のテスト(≒ボーナスチャンス)は3カ月に1度程度なので、臨時の出費だと考えて実施していました。通常の小遣いは週500円だったので、トータルすると少ない方だったかもしれません。….しかしこのお金が、実はゲームや音楽の課金に流れ、スマホ依存を助長していた訳なのですが…しかし勉強習慣を維持させたいという狙いから、清濁併せ呑む覚悟でやっていました。
成績を上げるのにお金で釣るのは賛否両論ありますが、要は勉強に向かわせるモチベーションであれば、そして勉強が習慣化できれば、何でもよいと思っています。もちろんそんな鼻先の人参など必要ない、しっかりしたお子さんもいらっしゃいますが。
高2も終わり頃になると、周囲の友人達が大学受験の勉強に力を入れ始めるので、徐々にお金によるインセンティブは必要なくなりました。「自分のために勉強する」の真の意味が嫌でもわかってくるようになったのでした。
この時期の母業としては、「成績にコミットする」ことを最重要課題においていたのでした。😅