車を買ってもらう同級生たち
娘ぽや子の通う医学部のお友達のなかには、医学部に合格したお祝いとして、親から車を買ってもらう人が少なくないようです。たまに「○○ちゃんは新車でBMWを買ってもらうみたい」と羨ましそーに私に報告してきます(汗)。
やっと受験生活が終わり、教育費もようやく落ち着くかと思いきや、今度は車ですか?….もう本当にため息が出ます。あいにくウチは普通のサラリーマン家庭なので、子供に新車を買い与える文化はありません。「自分でバイトして買いなさい」と一喝しました….
とはいえ私自身も車こそ買ってもらわなかったものの、大学1年の夏休みに、親から自動車教習所に通うよう勧められ運転免許だけは取りました。「運転免許はいずれ必ず必要になるから」と、母が頼みもしないのに申し込みをして費用も出してくれたのです。大学1年の長い夏休みを利用して実家に帰省し、実家から1ヶ月半、近くの自動車教習所に通わせてもらったものでした。
今思えば本当にありがたかった。いやぁ親ってありがたいですね〜。ブログ書いてて今改めて親のありがたみを痛感しています(しみじみ)。だって今では車なしの生活は考えられません。とくに女性は結婚して子供ができると、子供の送迎や病院通いなどで必須になってきますからね。ちゃんと親孝行しなきゃ。
免許が取れると、車により行動範囲がぐんと広がることが嬉しくて嬉しくて。たまに実家に帰省すると、母の車を借りては友達とドライブに出かけていました。最初のうちは車庫入れなどに失敗して、なんど車を傷つけたかわかりません。その都度母に叱られました(笑)。初心者ドライバーなら必ず一度や二度は車をこする経験をすると思うし、それで済めばいいですが、事故など起こしては大変なので、やはり子供に車を買い与える気には到底なれません。
若いうちに取った方がいい「運転免許」
大学生のうちに運転免許をとっておくメリットについて極めて主観的に考えてみました。
理由①:ID代わりになる
今だに自己証明の書類として「保険証」や「運転免許証」の提示が求められたりしますよね。「個人カード」は以前より普及したものの、気軽に持ち歩いてIDがわりに使用したりしないのが現状。息子トムにも大学1年の時に、東京の自動車教習所に通わせて取得させました。もちろん車は持っていませんが、IDとしてあらゆる場面で重宝しています。
理由②:知力・体力・運動神経が求められる
そもそも自動車運転って、運動神経のみならず知力・体力・空間認知力や、とっさの状況判断と意思決定力が必要とされる、意外に難易度の高いスキルですよね。歳をとるほど資格取得に苦労します。私の母が、30代で運転免許を取るために自動車教習所に通っていたのですが、何度も仮免の試験に落ちてなかなか受からず、「もうやめたい」と家で癇癪を起こして父親になだめられていたのを見た時は、幼な心に衝撃でした(笑)。歳食ってから取ろうとすると、相当苦労する資格なんだな〜と。だから母は私に早めに免許を取るように進めてくれたんだろうな、と思います。
理由③:自動運転はまだまだ先
電気自動車による自動運転がこの先普及すると、運転のスキル自体が要らなくなるんじゃ?とも思いますが、まだまだ先なような気がします。子供たちが社会に出るまでには、実現しない未来なんじゃないかと。
とすれば時間のある大学生のうちに、やはり免許の取得だけは済ませてあげようというのが親心。私は娘に聞きました。
今は楽して取得する時代!?
すると、娘ぽや子がおもむろに取り出したのが「合宿免許」のパンフレット。長野県などのリゾート地で、ホテルに2週間滞在して集中的に免許を取得するというやつです。
半ばイラッとしつつパンフレットを開くと、なんと教習代・ホテル代コミコミで20万円台前半〜という安さ。私自身やトムの時は、30〜40万はかかったと記憶しています。なんでこんなに安いの!?
娘ぽや子が選んだのは、南アルプスに包まれた信州の涼しい高原地帯にある、リゾートホテルのような美しい宿舎の自動車教習所。専属シェフのいるレストランでは和洋中の豪華な食事+ケーキバイキングが毎食提供され、近くに天然温泉もショッピングモールもあるという、至れり尽くせりの2週間コースです。すでに友達と申し込んだといいます。料金はオートマ・コースで宿泊料コミコミでなんと26万!
確かに、夏の暑い時期に1ヶ月半もだらだらと自動車教習所に通うことを思えば、短期集中型で楽しみながらお安く資格をとれるならば、それに越したことはありません。超合理的です。すぐに車を運転する必要もないので、とにかく資格さえ取れれば十分だと思い直しました。もちろん運転技術もみっちり教え込まれるとは思いますが、常日頃から運転しなければどのみちペーパードライバーですからね。
私にとっては自動車教習所といえば、その語感からも暗〜いイメージで、教官も怖いオジサンばかりでした。でもきっと、リゾート型合宿免許では若くてフレンドリーなイケメン教官を取り揃えている事でしょう。他の生徒たちとの交流も盛んなようで、一夏の出会いなんかも期待してそうです。運転免許取得には「苦労」が伴うのが当たり前だと認識していた私には、結構な衝撃でもありました。
そんな訳で、娘ぽや子はこの夏のリゾート体験ならぬ合宿免許体験を心から楽しみにしています。コロナ渦の時代だからこそ、バケーションと運転免許の取得が同時にできたら、一石二鳥ですからね。またその様子をブログに書ければと思います。
ご興味のある方はよろしければ、お住まいの教習センターを見てみてくださいね!
++++++++++++++++++++++++
✨人気ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックして、応援してくださると嬉しいです♪同時に他のブログもご覧いただけます↓↓↓