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5. 東大生の中学受験

東大生の中学受験(1)~中学受験を決意した日①~

中学受験を決意させた地元公立中学で起きた傷害事件

忘れもしない、息子が小学校5年生の夏休みの最終日の夜でした。

全国ネットのTVの報道番組で、ショッキングなニュースが流れたのは。

「夏休みの部活動の指導をしていた中学校教諭が、同校の卒業生とみられる男に刃物で刺された模様です」

TV画面には見覚えのある中学校の校舎が映し出され、黄色い「KEEP OUT」のテープがぐるりと張り巡らされた校門の前には、大勢の報道陣が詰めかけて、緊迫した様子でカメラの前でおのおの取材した内容を報道しているのです。 

それは紛れもなく、家から歩いて5分程のところにある、息子が1年半後に入学する予定の公立中学校でした。

犯人である元教え子は、中2の時の担任(≒刺された教諭)が自分へのいじめを率先して行ったせいで、社会に出てからも人間不信や対人恐怖症を患い、「世の中にうまく順応できなかった」恨みを晴らすためにやったと、後日供述したのです。 

刺された教師は一命はとりとめたものの、過去にも同じように生徒から恨みを買って危害を加えられた事のある、問題のある教師であることが分かりました。 

慌てて中学校の評判を周囲の先輩ママ達にヒアリングすると、確かにいじめが多いらしく、同じマンションにも不登校になってしまった女子生徒もいる事が判明。クラスの約1~2割が海外からの出稼ぎ労働者のお子さん達で、日本語が分からなくて授業についていけず、生徒達が徘徊して学級崩壊しているクラスもあるのだという。 

息子は当時は口下手で不器用な部類の子供だったので、そんな環境に入れたらすぐにいじめの標的にされてしまうだろうと確信したのがきっかけでした。これはもう私立中学に入れるしかない、と。 

しかし「公立王国」と呼ばれる田舎の土地柄で、それまで中学受験など全く考えた事もなく、のほほんと過ごしてきた息子の成績は算数以外は中くらい。当時は中学受験するのはよほど勉強ができるか、医学部を目指す医師の子息くらいのもので、クラスに1~2名いるか居ないかというレアさ加減でした。

そんな状況で、しかも5年生の終わりから中学受験の勉強を始めるという、今から思うとあまりにも無謀な挑戦をさせる事を決意したのでした。しかし母親の直感とはやはり確かなものです。相当な負荷を息子にかける事になり、親子ともに壮絶な中学受験生活の幕開けとなりましたが、今思えばこれは正しい選択だったのでした。

「地元の公立中学がどうしようもなく荒れている」

そんな理由で中学受験を決意したのは、たった10年前の事でした。そういうご家庭も多いのではないかと思いますが、実はこの時期の子供達にとっては、「環境」が最も大切であると私も身を以て知るのでした。

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